ミシェル・ヨー
マレーシア出身。4歳からバレエを始め、10代はロンドンのロイヤル・アカデミー・オブ・ダンス(RAD)で学ぶが、ケガのためダンサーの道を諦める。卒業後、母国に戻り、ミス・マレーシアに選ばれる。
1984年、香港のCM(ジャッキー・チェンと共演)でデビュー。当時はミシェル・カーの名前で活動する。翌年から映画に出演し、香港映画界で活躍するアクション女優として人気を博す。88年に結婚し、一時引退。92年に離婚し、「ポリス・ストーリー3」で復帰。ミシェル・ヨーに改め、「007 トゥモロー・ネバー・ダイ」(97)のボンドガールでさらなる注目を集める。
「グリーン・デスティニー」(00)、「SAYURI」(05)、「ハムナプトラ3 呪われた皇帝の秘宝」(08)、「カンフー・パンダ2」(11・声優)などに出演し、アジアを代表する女優としてハリウッドでも活躍。「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」(22)ではアジア人女性として初となるアカデミー主演女優賞受賞を果たした。