ミッション:インポッシブル フォールアウト

劇場公開日:

ミッション:インポッシブル フォールアウト

解説

トム・クルーズ主演の人気スパイアクション「ミッション:インポッシブル」シリーズ第6作。盗まれた3つのプルトニウムを回収するミッションについていたイーサン・ハントと仲間たちだったが、回収目前で何者かによりプルトニウムを奪われてしまう。事件の裏には、秘密組織「シンジケート」の残党が結成した「アポストル」が関与しており、手がかりはジョン・ラークという名の男だった。ラークが接触するという謎めいた女、ホワイト・ウィドウに近づく作戦を立てるイーサンとIMFだったが、イーサンの動きに不信感を抱くCIAが、監視役として敏腕エージェントのウォーカーを送り込んでくる。イーサンは疑惑の目を向けるウォーカーを同行しながら、ミッションを遂行するのだが……。シリーズを通してさまざまなスタントに挑んできたクルーズが、今作でも、ヘリコプターを自ら操縦してアクロバット飛行にも挑戦するなど、数々の危険なスタントをこなした。前作に続いてクリストファー・マッカリーがメガホンをとり、シリーズで初めて2作連続の監督を務めた。共演はシリーズおなじみのサイモン・ペッグ、ビング・レイムス、前作から続けて登場するレベッカ・ファーガソンのほか、ウォーカー役で「マン・オブ・スティール」のヘンリー・カビルが初参戦した。

2018年製作/147分/G/アメリカ
原題または英題:Mission: Impossible - Fallout
配給:東和ピクチャーズ
劇場公開日:2018年8月3日

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第42回 日本アカデミー賞(2019年)

ノミネート

最優秀外国作品賞  
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(C)2018 Paramount Pictures. All rights reserved.

映画レビュー

4.5情にもろい頑張り屋のドジ

2018年8月31日
Androidアプリから投稿

笑える

楽しい

興奮

アクションシーンは派手になればなるほど諸刃の剣のようにストーリーを停滞させてしまうことがあるのだが、本作についてはほとんどその停滞を感じなかった。始まった時からずっと状況が切羽詰まっていて(シーンごとに毎度毎度強引にピンチを設定されているのは確かなんだが)、アクションにも演技にもやむにやまれぬ切迫感が途切れないからだ。

それはイーサンというキャラの扱い方にも表れていて、これまで以上に「失敗も多いけど絶対に諦めない」という異常に強運な熱血キャラを押し出しているのがいい。イーサンのノープランっぷりは既にギャグとしても機能してきたが、このキャラの本質であり、映画の推進力にもなっているのだ。

今までは「有能」と「ドジ」がバッティングして整合性が取れずにいた部分を、本作は明確に「情にもろい頑張り屋のドジ」と認めてみせた。これってシリーズにおいてもプチ革命な気がするし、一観客として自分もイーサンに付いていこうと決意を新たにしました。

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村山章

4.5スパイ物のライバル「007」に大きく水をあけたシリーズ最高傑作

2018年8月27日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

興奮

幸せ

「ローグ・ネイション」の壁を超えその品質に磨きをかけた本作は、もはやシリーズ最高傑作として認定しうるほど一つの高い山を登りきった。

「ユージュアル・サスペクツ」の時代から続くクリストファー・マッカリーの脚本術は今回さらに研ぎ澄まされ、ダイナミックで知的な走行を続ける。そして監督としても前作以上の凄みを見せ、放たれるセリフと映像は寸分の無駄もなく想像効果を上げ、とてつもない密度で胸に迫ってくる。

何より圧巻なのは、トムとマッカリーが決して守りに入らないところだ。生身の身体でどれだけCGを超えた表現を追求できるのか、その限界を果敢に押し広げる姿は、魂を揺さぶるほどエキサイティング。様々な要素や試練を掛け合わせることで「人間イーサン・ハント」をまた一段と掘り下げ、彩っていく筆致も鮮やかだ。この完成度。スパイ物のライバル「007」シリーズに現時点で大きく水をあけたと言っても過言ではないだろう。

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牛津厚信

4.5トム・クルーズには死ぬまで走って欲しい!!

2018年8月8日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:試写会

楽しい

幸せ

今年56歳になるトム・クルーズのスタントシーンがいつも話題になる本シリーズ。今回もバイクにカーにヘリに最後は断崖絶壁にと、危険度はいつもにも増して高めだが、確かにそれは、超人という設定の主人公が地球さえ滅ぼしかねないスーパーパワーを炸裂させる場面に慣れたファンの目を、人間による人間のためのアクションがもたらすカタルシスへと引き戻してくれる。でも、クルーズが本当に凄いのは、俳優として動きの基本である"走り"を、間違いなく自分自身で体現しているところ。ガニ股走りがチャームポイントでもあるハリソン・フォードは別として、これ程までダイナミックに、見ようによっては笑っちゃうくらい一生懸命に、全力疾走して、それが絵になるスターは他にいない。その走りが災いしてのビル激突&骨折事故ではなかったか。だから、このジャンルの偉大な先人たち、バスター・キートンやジャッキー・チェンとトム・クルーズを同列で語ることは、とても理に適っているのだ。どうか死ぬまで走って走って走り抜けて欲しい。渾身の最新アクションに接して、心からそう思った。

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清藤秀人

4.5集大成にして総決算。トムの挑戦どこまで続く

2018年7月29日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

楽しい

興奮

これが完結編だとしても悔いのないように……そんな覚悟でトムが本作に臨んだ気がする。もちろん今も体力の衰えを感じさせないトムなら、まだまだ挑戦を続けるだろうが、7作目以降も同じ意気込みでイーサンを演じ切るのではないか。

シリーズのお約束、トム自身の超絶スタントは、前宣伝でイチオシのヘイロージャンプに、ヘリコプターにロープでぶら下がりよじ登ってからの操縦、ビルからビルへの跳躍など、これでもかとてんこ盛り。過去作の名場面のオマージュも数多く、フリークライミング、バイクのチェイスは第2作、敵役がヘリで逃げおおせるショット、サイモン・ペッグの遠隔ナビでトムが走るシークエンスは第3作といった具合。ミシェル・モナハンも同窓会よろしく再登場する。

これだけの要素をよくも詰め込んだものだと感心するが、ストーリーの新鮮な驚きはやや弱いか。トムの超絶スタントを期待するファンは決して裏切らないが。

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共感した! 39件)
高森 郁哉

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