のぼうの城
劇場公開日 2012年11月2日
解説
第29回城戸賞を受賞した和田竜による脚本「忍ぶの城」を、「ゼロの焦点」の犬童一心監督と「ローレライ」の樋口真嗣監督が共同でメガホンをとり映画化。主演は野村萬斎、共演に佐藤浩市、成宮寛貴ほか。舞台は武蔵国忍城(埼玉県行田市)。“のぼう様(でくのぼうの意)”と領民から慕われる城代・成田長親は、天下統一を目指す豊臣秀吉方2万人の大軍を指揮した石田三成の水攻めに、わずか500人の兵で対抗する。
2012年製作/144分/G/日本
配給:東宝、アスミック・エース
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2022年6月19日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
CGにちょっと違和感はあったけど、キャストも個性的でのぼう様と忍城の家臣たちのやり取りがよかった。
のぼう様のように民を想い、民から尊敬され慕われる、そんなトップがこの現在に多くいたらどんなにいいだろうと思う。
のぼう様を演じた野村萬斎はさすがでした。
2022年5月13日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD
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気になってたけど見ないままいつの間にか時間が経ってしまい。。ようやく見ました。
最後にメインの人物達がそれぞれこの戦いのあとどう過ごしたのか、の後日譚だけならよくありますが、城の跡はあるのか無いのか、現代の様子を見せているのは映画なのに大河ドラマのようで新鮮でした!
あの凄い堤の一部だけでも残っているとは石田三成恐るべし、と思い。(いや、豊臣方はお金使いすぎだろう、とツッコミたくなりました。戦い始まってから即座に堤防作らせるとかスケールが違いすぎる!)
でも堤防作らせるに至る戦いがあってのことなので、なるほどそうやって500vs2万の軍勢でもかなりの抵抗を見せた、というのが分かり、また懐かしい俳優さんもいて良かったです。
タイトルの「のぼう」の意味、知らなかったんですが本編を見て分かりました!
姫をすんなり秀吉の元に行かせたのは、秀吉の側室ともなれば少なくとも今よりも良い暮らしが出来るし、姫が商人やら農夫とかにも転職出来ないだろうから、「姫らしい長い裾の綺麗な着物を着て一応無事に暮らせること」を優先したのかな、と思いました。
史実でも本当に田楽を舞ったのかは分かりませんが、うつけと呼ばれる君主は信長とか天璋院篤姫の夫の徳川将軍とか時々居て、たいていうつけのフリをして敵を欺いていることが多いから、この城代もそういう、本当はキレものだったのかな?と思いました。
そして歌や踊りで敵味方みんなつられてコールアンドレスポンスさせちゃうなんてこの城代、アーティストじゃん!って思いました。
この田楽があるので、他の役者さんだと速攻で覚えても上手く出来ないだろうから、だから野村萬斎さんなんだな、と納得しました。
姫の榮倉奈々ちゃんが家臣達をぶんぶん投げ飛ばす強い姫様で、カッコ良かったです!
#野村萬斎 演技最高!
#のぼうの城 最高のエンタメ!
#戦国時代 知恵くらべ!
一度だけでなく、忘れたころにまた観たくなる映画。配役、佐藤浩市、平岳大、山田孝之などいい味出てる。(前田吟はウザい)
残念なのは今どきの映画、関ヶ原もそうだけど、この手のストーリーにヒロインは不要。間がワルくなる。
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