劇場公開日 2009年10月24日

  • 予告編を見る

パイレーツ・ロック : 特集

2009年10月13日更新

1966年のブリティッシュ・ロック全盛期、英国政府はラジオでのロックの放送時間を1日45分以下に規制、それなら英国政府の法の及ばない海上から勝手に放送しちゃうもんねーと生まれたロックの海賊放送局を描くゴキゲンな映画「パイレーツ・ロック」。その魅力をチェックしてみよう!(文・構成:編集部)

監督、俳優、音楽、ファッション…魅力満載の「パイレーツ・ロック」!

「ラブ・アクチュアリー」のリチャード・カーティス監督が、再び愛すべき名作を生み出した
「ラブ・アクチュアリー」のリチャード・カーティス監督が、再び愛すべき名作を生み出した

■CHECK POINT 1
あの「ラブ・アクチュアリー」のリチャード・カーティス監督が本領発揮!

ロックと自由を愛する陽気な「海賊」たち
ロックと自由を愛する陽気な「海賊」たち

監督は「ラブ・アクチュアリー」のリチャード・カーティス。クリスマスのロンドンを舞台に英国首相からフツーのOLまでさまざまな人々の愛を描いたこの群像劇で、心をホンワカさせてくれた監督が、同じ「群像劇」で「愛」を描いたのが本作。今回もヘンクツなオヤジDJや夢多き若者など、ユニークな登場人物それぞれの恋愛や親子愛がたっぷり。さらに音楽への愛、束縛されない自由な心への愛も描かれていく。

また、キャストにも「ラブ・アクチュアリー」のあの人が。老ロックン・ローラーでイイ味を見せたビル・ナイが、今回は海賊放送のイキなオーナー役で登場。夫の浮気に気づく妻を演じたエマ・トンプソンは、今回は主人公の自由奔放な母親役で出演している。

さらに、製作スタジオは、「ノッティングヒルの恋人」「ブリジット・ジョーンズの日記」など英国製ラブストーリーが得意なワーキングタイトル。「ラブ・アクチュアリー」の監督とスタジオだからハズレなし!

■CHECK POINT 2
60's英国スウィンギング・ロンドンのファッション&アイテムが満載!

カラフルなファッションやアイテムが満載!
カラフルなファッションやアイテムが満載!

海賊ラジオを聞いて、壁にはロックバンドのポスターを貼るのが60's流。DJのひとりが着ている軍服系の上着は、ビートルズが「サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド」のジャケットで着て流行したファッション。縦縞ストライプのパンツも60's。女の子たちの間では、ロンドンのデザイナー、マリー・クワントが発明したミニスカートとホットパンツが大ヒット。カラータイツ、ロングブーツ、そして大きなトンボメガネもマスト・アイテム。明るい原色と幾何学模様のカラフルな60'sファッションは、今見てもクール!

■CHECK POINT 3
ザ・ローリング・ストーンズ、ザ・フーetc...
60年代を彩るあの名曲がなんと計54曲!

音楽スーパーバイザーは「ラブ・アクチュアリー」「ノッティングヒルの恋人」のニック・エンジェル。「あ、これ聞いたことがある!」な60'sの名曲がなんと54曲も登場! ちなみに映画には、バンドのラジオ出演時の演奏を収録した「ピール・セッションズ」シリーズで知られる名DJ、ジョン・ピールをモデルにしたDJも登場する。映画を彩る名曲の一部を紹介すると……。

聞けば体が動き出す名曲がズラリ
聞けば体が動き出す名曲がズラリ

○ザ・ローリング・ストーンズ

「ジャンピン・ジャック・フラッシュ」
「夜をぶっとばせ」
誰もが知ってる名曲2曲がナイスなシーンで登場。「夜をぶっとばせ」は当時、歌詞を問題視したBBCが放送を自粛した曲。

○ザ・フー

「マイ・ジェネレーション」
「恋のマジック・アイ」
「無法の世界」
モッズを代表するバンド、ザ・フーの曲は3曲も。65年の「マイ・ジェネレーション」はまさに当時の“俺たちの世代”の宣言。

人々を沸かせた音楽の魅力はいまも色あせない
人々を沸かせた音楽の魅力はいまも色あせない

○ザ・キンクス

「オール・デイ・オール・ナイト」
「サニー・アフタヌーン」
“世界でもっとも英国らしいバンド”、ザ・キンクスは、64年と66年の大ヒット曲が登場。

他にもヤードバーズ、クリーム、スモール・フェイセズ、ホリーズ、ドノヴァン、クレイジー・ワールド・オブ・アーサー・ブラウンなどなどの名曲が登場!

■CHECK POINT 4
フィリップ・シーモア・ホフマン、ビル・ナイら、映画通好みのクセモノ俳優たちが大集合!

ラブ・アクチュアリー」同様、ユニークな登場人物が楽しませてくれる群像劇だから、演じる俳優たちも個性派ぞろい!

○ビル・ナイ

映画ツウなら食指が動く、個性派オヤジ勢が活躍
映画ツウなら食指が動く、個性派オヤジ勢が活躍

パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズの悪役、タコの足状態のヒゲを持つデイビィ・ジョーンズ船長役で人気のビル・ナイは、海賊放送のオーナー役。ロックで踊るシーンの腰のキレは、やっぱりタダ者じゃない!

○フィリップ・シーモア・ホフマン

カポーティ」のオスカー男優ホフマンは、アメリカから来たDJ役で、マジにイイ声を披露。ロックへの愛が泣かせるシーンも。

○リス・エバンス

ノッティングヒルの恋人」「ヒューマンネイチュア」などでおなじみの個性派俳優は、女性にモテモテのDJ役で登場。DJ仲間の恋敵に。

○ニック・フロスト

ホット・ファズ/俺たちスーパーポリスメン!」「ショーン・オブ・ザ・デッド」のエドガー・ライト組フロストは、後輩にやさしい心も体型も太っ腹のDJ役。

若者たちのキュートな恋や成長も見逃せない
若者たちのキュートな恋や成長も見逃せない

○ケネス・ブラナー

ハリー・ポッターと秘密の部屋」のロックハート先生、ブラナーは石頭の政府官僚役で、当時の実在官僚のそっくり演技を披露。

……と、オヤジ系個性派が大活躍だが、もちろん若手の美形も続々。女優では「007/慰めの報酬」のジェマ・アータートン、「プライドと偏見」のタルラ・ライリー、男優では「華麗なる恋の舞台で」のトム・スターリッジ、「300/スリーハンドレッド」のトム・ウィズダムらの新鮮な魅力も要チェック!

特集2 ~独占コメント DJ・赤坂泰彦が語る「パイレーツ・ロック」

関連ニュース

関連ニュースをもっと読む

映画評論

「パイレーツ・ロック」の作品トップへ