香港国際警察/NEW POLICE STORY

劇場公開日:

解説

ジャッキー・チェンが故郷・香港へ帰還して作り上げた本格的な香港復帰第一作。共演に、アーティストとしても活躍するニコラス・ツェーに、香港のトップアイドルとして君臨するTWINSの一人シャーリーン・チョイ。敵役にはダニエル・ウー。監督は「WHO AM I?」のベニー・チャン。

2004年製作/124分/香港
原題:New Police Story/新警察故事
配給:東宝東和
劇場公開日:2005年3月5日

ストーリー

一年前。アジア銀行を襲った集団は、犯行後大胆にも意図的に警察へ通報し、駆けつけたパトカーや警察官たちを撃ちまくる。彼らは香港警察が考える以上に重装備だった。半ばゲーム感覚で犯行を企てるジョー(ダニエル・ウー)は、犯罪集団の指導者。香港警察のチャン(ジャッキー・チェン)は、集団のアジトを特定していた。チャンは「3時間で事件を解決してみせる」と豪語し、特捜部を引き連れてアジトへと向かった。だが、そこに待ち受けていたのは、チャンら香港警察を陥れる残忍な罠だった。ジョーら犯罪集団の攻撃の前に、一人一人倒されてゆくチャンの部下たち。チャンはかろうじてその場を生き延びたが、彼の心の中で、自身を支えていた何かが崩れ去った。殺された部下の中には、チャンの婚約者ホーイー(チャーリー・ヤン)の弟もいた。信頼する友たち、部下たちを失い、生きる希望すべてを失ったチャン。かつては、正義という盾のもと、任務を遂行し決して負けることのなかった男。だが今や、薄汚い路地裏を泥酔して這い回るような人生を送っていた。そんなチャンの前に、新たな相棒として任命された“巡査1667”ことシウホン(ニコラス・ツェー)が現れる。警官として精気を失ったチャンに、何とか立ち直ってもらおうと懸命に説得するシウホン。その一方で、香港警察には犯罪集団の新たな挑戦状が叩きつけられる。そして今、香港の存亡を賭ける壮絶な戦いが始まろうとしていた。

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映画レビュー

3.0楽しい

2023年12月31日
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プライア

3.0チェンさん作品にしてはやや重め

2021年2月11日
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子供の頃からジャッキーチェンさんの映画が大好きで酔拳やポリスストーリーやプロジェクトAやらスパルタンXをよく拝見させていただいておりました。

チェンさん大好きな40代です。

今回もコミカルに進むのかなと思ったら、意外と設定が重めです。

とはいえ、アクションもしっかりとあるし楽しめますが、チェンさんのコミカルな演技を期待するとやや残念ですが、チェンさん出演ってだけで楽しめる僕と妻は2時間しっかりと楽しませていただきました。

チェンさんもお年なので、コメディやって欲しいなぁ。
無理かなぁ。

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Francice

3.5ハリウッドにはない微妙なリアリティ

2019年2月11日
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ヨックモック

5.0ヒッタクリにも負けてしまう、飲めば飲むほど弱くなる泥酔拳

2018年12月9日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

 ヒッタクリにも負けてしまう、飲めば飲むほど弱くなる泥酔拳!出前一丁で体力を回復する新たな相棒“巡査1667”とともに奮起して、復讐に燃えよ!チャン警部。久しぶりにハリウッドから凱旋製作したジャッキー映画の登場だ。

 「3時間以内に事件を解決する」と豪語したため、ゲーム感覚で警察を倒そうとする犯罪集団に狙われた。そして映画の序盤にて返り討ちにあってしまう香港警察特捜隊。チャン警部は残忍な罠の前に敗北して人生の希望さえも失ってしまう・・・と、冒頭シーンから屈辱感ややりきれなさを登場人物と一緒に味わってしまう。そして町の路地裏で吐きまくるヨッパライのチャン。この虚脱感と哀愁漂うジャッキーの演技を見て、単なるアクションスターから一皮むけた役者魂を感じ取ることができるのです。

 『YAMAKASI』とか『EXエックス』などを想像させる無謀なまでの極限アクロバット。彼らは金のために悪事をはたらくわけでもない、人生の目的を失っただけの若い犯罪者たちだったのだ。それとは対照的なまでに明るく正義感に燃え、チャン警部を尊敬する新米巡査シウホン。彼の経歴もやがては謎に包まれて、物語を一層盛り上げてくれるのだが、甘いマスクと忠誠心以外に笑いも提供してくれた。

 女性陣も光っていました。映画界に復帰したチャーリー・ヤン、アイドルのシャーリーン・チョイと犯人役のココ・チャン。ジャッキー映画にはかかせない魅力的な女性たちです。男性陣も今後期待できそうな俳優ばかりです。

 バスを使ったカーアクション、おぞましいほどの爆弾処理、残酷な警官狙撃など、息を呑み足がつっぱるほどの緊張感の連続。さすがに高齢のためカンフーには切れのない成龍だったが、味のあるくたびれた演技と見事なまでに再起する過程が楽しめた。そして、ラストには二段階で感動できるのです。もちろん、その後のNGシーン集も・・・今回はワイド画面です。

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kossy