呪怨
劇場公開日:2003年1月25日
解説
惨劇のあった一軒家に関係する人々に降りかかる怪現象の恐怖を描いた、OVホラー・シリーズの劇場版第1作。監督・脚本は「富江 re-birth」の清水崇。撮影を「黄泉がえり」の喜久村徳章が担当している。出演は「インフィニティ∞波の上の甲虫」の奥菜恵、「黄泉がえり」の伊東美咲、映画初出演の上原美佐ら。
2003年製作/92分/日本
配給:東京テアトル=ザナドゥー
劇場公開日:2003年1月25日
ストーリー
老人介護ボランティアで徳永家を訪れた女子大生の理佳は、そこで俊雄と名乗る少年と黒い影の女の幽霊に遭遇する。数日後、理佳からの連絡がないのを心配した福祉センターの上司が、死んでいる老婆とその側で呆然としていた理佳を発見。更に、連絡を受けた警察によって、天井裏から老婆の息子・勝也夫婦の変死体が見つかった。実は9年前、その家では当時暮していた佐伯剛雄が妻の伽椰子を殺害、自らも路上で死んでいるのが確認され、6歳だった息子・俊雄が行方不明になっているという事件が起こっており、以来、その家の住人や関係者の死や失踪が続出していた。果たして、全ては強い怨念を抱いたまま死んだモノの呪いによる“業”の仕業なのか。やがて、怪現象は勝也の妹・仁美、9年前の事件を担当した元刑事の遠山、理佳の友人で小学校教師の真理子、そして理佳自身、時を隔てて遠山の娘・いずみへと波及し、全員を死に至らしめるのだった。