転々

劇場公開日:2007年11月10日

解説・あらすじ

「時効警察」のオダギリジョー&三木聡監督が再タッグを組んで放つロードムービー。幼い頃に両親に捨てられた孤独な青年・文哉。現在大学8年生の彼は、いつの間にか84万円もの借金を抱えていた。返済期限が迫ったある日、彼は借金取りの福原から奇妙な提案を持ちかけられる。それは、吉祥寺から霞ヶ関まで福原と一緒に散歩するだけで借金がチャラになり、100万円の報酬までもらえるというものだった……。

2007年製作/101分/日本
配給:スタイルジャム
劇場公開日:2007年11月10日

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(c)2007「転々」フィルムパートナーズ

映画レビュー

3.5 知ってるところが出るとちょっとだけテンションが上がる

2025年12月13日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

笑える

幸せ

東京の街でも主に昭和の雰囲気が残っているところを辿る。監督の思い入れのある場所なのかな。

でも、彼らの散歩の順をなぞると、とてもじゃないけど歩いて回るのは無理。調布から根津へ行って、また阿佐ヶ谷に戻るなんてすごい健脚。考えただけでもめまいがする。でも、なくなる前に愛玉子は食べとかないと。

思い出の場所がどんどんコインパーキングになっていく、という三浦友和のセリフはほんとそうだと思った。監督は思い入れのある場所を映画に残したかったのだろう。映画には出てこないけど、夕焼けだんだんの坂道もマンション建設でなくなるらしいし。

三木聡的な小ネタはどちらかというと薄めで、小泉今日子が出てくるところから、急に感傷的な話になっていくが、岩松了、ふせえり、松重豊のトリオのシーンが挟まると、あー、これ三木聡の映画だったんだと我に返る。あと、芸術家のお姉さんがガチガチに固まったインスタントコーヒーを包丁で叩き割るところが好きだ。あんなシーン、よく思いつくなーって感心する。

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jfs2019

4.5 あー好きなやつ

2025年12月5日
iPhoneアプリから投稿

泣ける

笑える

癒される

脚本良くて俳優良ければ、そりゃいい映画だろ、っていう映画。間延びしない、説明しすぎない、気の利いたサブキャラ。ただ皆フツーに生きてる。なんてことない家族じゃないけど家族の団欒、カレー食う最後の晩餐へ静かに向かう。あーそんなこと言ったら泣いちゃうじゃないか、でも沁みるよね。なんかいいことあったか?三浦友和泣かせるね、いい返事聞けて良かったね。

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rihimasa

5.0 タイトルなし

2024年8月29日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

とても良かった。吉高さん推しで見る。ぶっ飛んでた。額上げてる友和の顔はディカプリオに似てた。キョンキョンもいいし。オダギリジョーのとりとめのない感じに加え、カレー食べながら泣くシーンはサイコーだった。友和が父性的役やってるのはいい。それもちょっと崩れた。ジェットコースターのシーンは名場面だ。脇役もいい。淡々と流れるように生きてる感がいい。

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Emiri

4.0 のんびり

2024年5月30日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

のんびりと東京を歩いて、散歩してもイイかな。

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karasu