国内映画ランキング : 2018年12月8日~2018年12月9日

映画ランキング : 2018年12月10日発表(毎週火曜更新)

全国週末興行成績:2018年12月8日~2018年12月9日 (全国動員集計)興行通信社提供

順位

先週

作品

公開館数

上映週

1 1 ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生

ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生

配給:ワーナー・ブラザース映画

358 3
2 2 ボヘミアン・ラプソディ 368 5
3 来る

来る

配給:東宝

330 1
4 3 くるみ割り人形と秘密の王国

くるみ割り人形と秘密の王国

配給:ディズニー

271 2
5 4 機動戦士ガンダムNT

機動戦士ガンダムNT

配給:松竹

91 2
6 5 スマホを落としただけなのに(2018) 314 6
7 6 人魚の眠る家

人魚の眠る家

配給:松竹

327 4
8 8 ういらぶ。

ういらぶ。

配給:アスミック・エース

215 5
9 7 ヴェノム

ヴェノム

配給:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

352 6
10 9 かぞくいろ RAILWAYS わたしたちの出発 209 2

※ファーストラン時点、映画.com調べ

「ファンタビ」V3、2位「ボヘミアン・ラプソディ」も絶好調、「来る」は3位スタート

12月8日~9日の国内映画ランキング(全国週末興行成績・興行通信社提供)が発表された。首位は「ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生」が3週連続でキープ。公開3週目の週末2日間で動員35万1243人、興収5億1735万2700円をあげた。公開17日間の累計成績は、前作「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」(最終興収73.4億円)をしのぐペースで、動員276万8415人、興収39億1614万4000円を記録し、間もなく40億円に達する。4DやIMAX版の回も引き続き完売する劇場が増えている。

続く「ボヘミアン・ラプソディ」も3週連続で2位をキープ。公開5週目の週末は動員34万8267人、興収5億0717万円をあげ、前週末比102%を記録し、4週連続で右肩上がりの驚異的な興行となっている。累計動員は320万1505人、興収は43億9670万円で、間もなく44億円に到達。各地で盛り上がっている“胸アツ”応援上映の様子などが多くのメディアで取り上げられ、映画のサウンドトラックもCD・デジタルを合わせて24万7000枚を突破した。また、12月6日にゴールデングローブ賞(ドラマ部門)の作品賞と主演男優賞(ラミ・マレック)にノミネートされるなど、アカデミー賞に向けた今後の賞レースでもあなどれない存在となっており、結果次第ではさらに興行に勢いがつきそうだ。

新作「来る」は3位スタートとなった。作品は「告白」「渇き。」の中島哲也監督が、岡田准一を主演に迎え、「第22回日本ホラー大賞」で大賞に輝いた澤村伊智の小説「ぼぎわんが、来る」を映画化したホラー。7日から全国331スクリーンで公開され、土日2日間で動員10万1000人、興収1億3700万円を記録した。これは中島監督の前作「渇き。」の興収比122%の成績。公開3日間では動員13万5000人、興収1億8000万円をあげており、まずは興収10億円超えが当面の目標となりそうな出足となっている。

なお、前週3位スタートを切った「くるみ割り人形と秘密の王国」は、週末2日間で動員7万7000人、興収1億0300万円あげ、4位にランクイン。6位の「スマホを落としただけなのに」の累計興収は17億円、7位「人魚の眠る家」が8億円、8位「ういらぶ。」は7億円を突破した。

2018年12月10日更新 和田隆

過去のランキング