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映画「かぞくいろ RAILWAYS わたしたちの出発」 かぞくいろ RAILWAYS わたしたちの出発
劇場公開日:2018年11月30日
解説
地方のローカル線を舞台に鉄道にまつわる人々の人生をつづったヒューマンドラマ「RAILWAYS」シリーズ第3作。有村架純が鉄道の運転士を目指すシングルマザーの女性を演じる。夫を突然亡くしてしまった奥薗晶は残された夫の連れ子を抱え、夫の故郷である鹿児島県に住む義父・節夫に会いに行く。鉄道の運転士で、妻に先立たれて1人で暮らす節夫は、長い間疎遠だった息子の死、さらに初めて会う息子の嫁、そして孫の存在に困惑する。しかし、行くあてがないという2人を鹿児島の家に住まわすことを渋々認め、3人の共同生活がスタートする。生活のため仕事を探していた晶は、節夫と同じ肥薩おれんじ鉄道の運転士試験を受けることを決意する。運転士という仕事は亡くなった修平の子どもの頃の夢でもあった。晶役を有村、義父の節夫役を國村隼がそれぞれ演じる。監督・脚本は「バースデーカード」「旅立ちの島唄 十五の春」の吉田康弘。
2018年製作/120分/G/日本
配給:松竹
スタッフ・キャスト
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2018年11月29日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会
RAILWAYSシリーズ第3作と銘打つが、前2作を未見でも全く問題ない。「ローカル線の運転士と家族や地域の人々を描く」という設定のみ引き継ぎ、内容的なつながりはないからだ。今作の舞台は肥薩おれんじ鉄道が走る鹿児島。なだらかなカーブが続く海沿いの鉄道を空撮でとらえた映像は趣があり、ちょっとした観光気分を味わえる。
晶役・有村架純は明るく健気に生きる女性のキャラクターが似合う。亡夫のかつての夢だった運転士になり、連れ子を育てるために自立すべく奮闘する姿が、基本的には爽やかにテンポよく語られるものの、ローカル線ならでのトラブルや、父親を失い義母に育てられる男児の複雑な思いも描かれ、感情を揺さぶる。
筆者に鉄分はないが、運転士試験合格までの過程がやや淡泊に感じられた。晶が自動車免許もないという設定が活かされないし、もっと試験勉強や実習の苦労を丁寧に描いた方が仕事の重みも感じられたはず。
2022年6月24日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD
私は涙止まらなかった!
國村隼さんの役が絶妙にいい役でした!!
2022年6月23日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
RAILWAY シリーズ3作目。
時たま微妙なシーンもあるけれど、家族の形を伝える、運転士になるまでのストーリーは良かった。
そしてなんと言っても、國村隼が良かったです。
これまでのシリーズは田舎の田園風景の中を走る鉄道でしたが、今回は海が背景に。
この鉄道風景の映像もこのシリーズの魅力でした。
2022年5月29日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD
号泣はしないが、ホロッとくる映画。
感動作というわけではないが、じんわりくる映画。