くるみ割り人形と秘密の王国
劇場公開日 2018年11月30日
解説
チャイコフスキーのバレエで広く知られる「くるみ割り人形」を、ディズニーが実写映画化。監督は「ギルバート・グレイプ」のラッセ・ハルストレムと、「キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー」のジョー・ジョンストンが務め、くるみ割り人形に導かれて不思議な世界に迷い込んだ少女の冒険を壮大なスケールで描き出す。愛する母を亡くし心を閉ざした少女クララは、クリスマスイブの夜にくるみ割り人形に導かれ、誰も知らない秘密の王国に迷い込む。「花の国」「雪の国」「お菓子の国」「第4の国」という4つの王国からなるその世界でプリンセスと呼ばれ戸惑うクララだったが、やがて「第4の国」の反乱によって起きた戦いに巻き込まれていく。「インターステラー」のマッケンジー・フォイが主演。キーラ・ナイトレイ、モーガン・フリーマン、ヘレン・ミレンら豪華キャストが脇を固める。さらにバレエ界からも、ミスティ・コープランドやセルゲイ・ポルーニンといったトップダンサーたちが参加した。
2018年製作/100分/G/アメリカ
原題:The Nutcracker and the Four Realms
配給:ディズニー
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観てきましたよ。
「くるみ割り人形と秘密の王国」
世間の評価は、今ひとつみたいだけど…
私は十分に楽しみましたよ。
とてもディズニーらしいファンタジー。
なんだか、ディズニーランドのアトラクションみたい。
確かに、ストーリーに厚み・深みはないけどさ、いいじゃないの。
シリアスとリアルばかりが映画じゃないよ。
「ありえない展開」とかレビューするのは野暮ですよ。
ミッキーマウスの短編を見て「普通なら、あんな目にあったら死んでます」とか言わないでしょ?
華やかな音楽と映像で、ファンタジーを楽しむ映画。
私はお薦めしますよ。
2021年5月23日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD
今、自分は『くるみ割り人形』を見ている…見ているんだ…!と念じながら見れば『くるみ割り人形』です。念じないとディズニー作品の「何か」。
何で『くるみ割り人形』ってタイトルにしたのか不思議なくらい、元の話の面影がうっすい。
原作をほぼ覚えてない自分ですらそう思うので、原作ファン、バレエファンの方からはボコられるんじゃないかと思うくらい面影うっすい。
一瞬、逆に原作ファンの方しかわからない共通点があったのに自分が気付かなかっただけでは…!と希望を持ったものの、レビューを見る限り、ファンでもやっぱり「どこがくるみ割り人形なの?」という感じのよう。
設定も色々いじられているので、作中でくるみ割り人形って名前が出てこなければ何の映画かわからないかも。
かといって、映画として出来が悪かったわけではなく、ただひたすら「『くるみ割り人形』感のない『くるみ割り人形』というタイトルの別作品」です。
くるみ割り人形は流石にちゃんと出てきますが、何かヒョロヒョロで弱そう。蹴りの強さを見る限り、クララの方が強そうです。体が柔らかいのか、クララ役の子の蹴りのフォームが綺麗過ぎてそこだけ記憶に残ってます。
映像も流石ディズニー、いつも通り美しかったし、無理にねじ込んだような無用な恋愛シーンもなく、『ふしぎの国のアリス』と似たような、子供の冒険譚としてはだいぶ良い出来ではないでしょうか。
ただ、敵キャラが割とすぐに「こいつだな」とわかってしまうので、特にどんでん返しというほどの意外性はないのと(別に製作側もどんでん返しのつもりはないのかもしれないが)、ちょっと平坦なストーリーで、あまり起伏を感じられず、いまひとつ記憶に残る「ここぞ」というシーンがないことが難点。
承起承転結はそこそこきちんとしていた気がするし、平坦と書きましたが色々起きてはいるので、恐らく緩急のつけ方が下手だったのではないかと思います。
とにかく次から次へと何かが起こるので、クララが何度も判断を迫られ、移動し、何人かのキャラの間で視点が切り替わり、サッササッサとシーンが移り変わっている印象でした。
おかげで飽きはしないけど、『くるみ割り人形』といったらこのシーン!という見せ場もなく、サーッと駆け足でラストまで行ってしまった感じ。
『不思議の国のアリス』は新しい場所に着いたらその一箇所に暫く留まり、その場所を存分に楽しんでから次の場所、というのが基本だったと思うのですが(冒険ものではこれが基本ですよね)、『くるみ割り人形』の場合、同じ3箇所くらいを行ったり来たりするだけなのに、その場所がどんな所なのかきちんと描かれず、一箇所を中途半端に見て次!またちょっと見て次!の繰り返しです。
これがちょっと慌ただしいというか、何もかもサーッと流されてしまったように感じてしまいました。
もっと見せ場を作って欲しかった。
キャラクターもあまりアクがないというか、印象に残らないキャラばかり。というのも、見た目が派手なだけで各キャラの能力や性格が全然掘り下げられておらず、主人公のクララ以外ではラスボスだけが唯一掘り下げられていました(だからこいつが敵だろうなと早い段階でわかってしまう)。
大事な相棒(?)のくるみ割り人形でさえ、出番は結構あるのにどんなキャラなのかわからず、何故そこまでついてきてくれるのかもわからず、何が何だか。ただ超大作を作って、兵隊っぽい服の奴をくるみ割り人形と呼ばせて『くるみ割り人形』の映画作りました!とゴリ押しした感じ。
これから見る方も少なかろうとは思いますが、見る時は『くるみ割り人形』であることを期待せずに見るのが正解かも。
『くるみ割り人形』と思わずに見ればそこそこ楽しめると思いますが、実写版『アリス・イン・ワンダーランド』の方が個人的に映画としての作りは上手かったかなと思います。
2021年1月16日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD
映画評価:50点
簡単に言ってしまえば、ありふれたストーリー。
でもね、
とても美しかった。
私が小さい頃から
何なら今でも憧れ続けている
素敵な世界がありました
ミステリアスで
洋式で
クリスマスや雪が胸躍らせる
物語自体も分かりやすく楽しめました。
不思議の国のアリスの様な展開が
ディズニーっぽくて
私の性に合いました。
花やオモチャや雪が好きな方は
是非観てみて下さいね!
ps.私の意見としてはシュガープラムの悲しさや、寂しさ、どうしてそうなったのかについて掘り下げてもらえたら、もっともっと良くなったと感じました。
【2021年1月16日観賞】
2020年8月15日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
他の方のレビューにも有る様に〜
チャイコフスキーのバレエの『くるみ割り人形』をイメージして視聴すると?にょっと肩透かしと言うか?オヤ?と思うかも。
そこさえ無ければ?普通に?ディズニーの?いわゆるプリンセスもの、だ。
一人の少女が自分や周囲と戦って、一人の大人の女性へと育って行く。
先日、ちょうど見た→シュガーラッシュ②の中のプリンセス達のセリフで?(ラプンツェルだったと思う)
『周囲からは?男の手助けが無いと何も出来ない女と思われてる?』てのが有って。
本作も、洩れずに!まさにそんな感じ。
清楚ビッチでは無いけど?タッチの浅倉南ぢゃ無いけど?
知らず知らずの内に、本人が意図するか?しないかは置いといて?周囲(の男)を動かし事を成し遂げるプリンセス、に何かしら良いネーミングは無いだろうか?
日本で言うと?『朝ドラ主人公女』的な?
清く正しく美しく!そして、折れずに強く!みたいなさ。
昨年?本年?のアカデミーを韓国の映画が獲った。
ダイバーシティ?クオータ制?ポリティカルコレクトネス?
いやいや、知らんがな!!!
過剰に有色人種を持ち上げて?
過剰に男性を下げ女性を上げる。
良いんですよ?
創作の?興行の?ショービズですから!
ただ、映画てのはそれなりに世に影響を与えますよね?
自然なまま、あるがまま、が最適解なのでは?
色々働いたであろう『見えない力』が残念無念。
でも、ディズニーらしく、面白い作品でした(*´-`)(*´-`)(*´-`)
バレエは好きです!度】☆⑤
清楚ビッチも朝ドラ主人公女も大好物です!度】☆⑤
キーラナイトレイはラブアクチュアリーが一番好きです!度】☆⑤
インターステラーは良い映画でした!度】☆④
ナルニア国物語、思い出したよ、度】☆⑤
安定のディズニー。
塔の上のラプンツェルだったりアナと雪の女王辺りから、意図的に『恋愛要素』を排してるディズニー。
良いのか?本当にこの流れで良いのか?
違和感が残る、強い疑義が残るけど、時代なんだろうか?と思う、昭和なのでありました。
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