オクタビア・スペンサー
米アラバマ州モンゴメリー出身。大学卒業後、プロデューサー志望で映画業界に入るが、数本の作品にエキストラ出演した後に「評決のとき」(96)で女優デビュー。「7つの贈り物」(08)や「路上のソリスト」(09)といったドラマ作品に出演する。「評決のとき」の撮影現場で知り合ったテイト・テイラー監督の「ヘルプ 心がつなぐストーリー」(11)で、アカデミー助演女優賞を初ノミネートにして受賞。その後、NASAの女性職員の知られざる活躍を描いた「ドリーム」(16)、ギレルモ・デル・トロ監督のオスカー受賞作「シェイプ・オブ・ウォーター」(17)でも同賞の候補となった。その他の出演映画に「フルートベール駅で」「スノーピアサー」(ともに13)、「gifted ギフテッド」(17)、「ルース・エドガー」(19)など。製作総指揮を務めた「グリーンブック」(18)はアカデミー作品賞に輝いた。ディズニー&ピクサーの「2分の1の魔法」(20)などで、声の出演も務めている。