ポール・ダノ
ニューヨーク出身。10歳の頃にスカウトされ、12歳でブロードウェイの初舞台を踏み、17歳の時に「L.I.E」(01)で映画デビューする。「リトル・ミス・サンシャイン」(06)の主人公の兄役の繊細な演技や「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」(07)の狂信的な牧師役で印象を残し、アカデミー作品賞受賞作「それでも夜は明ける」やドゥニ・ビルヌーブ監督作「プリズナーズ」(ともに13)に出演。「ラブ&マーシー 終わらないメロディー」(15)では「ザ・ビーチ・ボーイズ」の中心メンバー、ブライアン・ウィルソンの若き日を演じ、「スイス・アーミー・マン」(16)でも主演を務めた。「ルビー・スパークス」(12)で共演したゾーイ・カザンと2007年からパートナー関係にあり、監督デビュー作となった「ワイルドライフ」(18)ではカザンと共同で脚本を手がけた。「THE BATMAN ザ・バットマン」(22)では、犯行の際に「なぞなぞ」を残す知能犯リドラー役を演じた。