渡辺謙作
71年、福島出身。90年から荒戸源次郎事務所に所属し、「夢二」(91)で助監督を務めて以降、鈴木清順監督に師事する。98年、「プープーの物語」で脚本家・映画監督としてデビューを果たした。00年、大森一樹・祭主恭嗣と共同で「ちんちろまい」を監督。01年の「波」ではプロデューサーと主演を兼ねた。その後は、「ラブドガン」(04)、「となり町戦争」(06)で脚本・監督を務め、「フレフレ少女」(08)でもメガホンをとる。その他、映画「ゲゲゲの女房」(10)や「真夜中からとびうつれ」(11)には俳優として参加した。12年の本屋大賞第1位になった三浦しをんの同名小説を映画化した「舟を編む」(13)では脚色を担当し、日本アカデミー賞最優秀脚本賞を受賞する。その他、脚本家として小学生向け道徳教材「時々迷々」(09~)に携わっている。