ちんちろまい

劇場公開日:

解説

博多を舞台に巻き起こる騒動を、ミュージカル仕立てで描いたどたばたコメディ。監督は、「風を見た少年」で総監督を務めた大森一樹、「武闘の帝王 完結篇」の祭主恭嗣、「N。45  第4話『風は、どっちに吹いている』」の中嶋竹彦、「プープーの物語」の渡辺謙作の4人。脚本は藤村磨実也と大森監督の共同で、撮影監督に「五条霊戦記 GOJOE」の渡部眞があたっている。出演は「プロゴルファー織部金次郎5 愛しのロストボール」の武田鉄矢の他、全て福岡県出身の役者。尚、タイトルの”ちんちろまい“とは、博多弁でてんてこまいの意。2000年9月23日福岡・天神ソラリアシネマにて先行上映。

2000年製作/107分/日本
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
劇場公開日:2000年10月21日

ストーリー

どんたく祭を目前に控えた博多。福岡観光振興協会の貝原は、県庁主催の”デジタルドンタク“出席とハリウッド映画製作を兼ねて来日するコンピュータ会社”パイナップル社“の社長・ワン氏率いる撮影隊のコーディネートという大役を任されていた。だが、彼の周りには問題山積で仕事どころではない。長女の直子はアメリカの大道芸人と恋に落ちるは、次女の純子は上京して音楽の道に進みたいと言い出す始末、妻の睦子も実は高校時代の先輩だった映画監督のオスカー花城といい雰囲気で、貝原自身もIT化の波に押されリストラ寸前なのだ。そんな中、ワン氏来日の目的がアジアンマフィアに盗まれた、ハードにも人体にも悪影響を及ぼすドラッグウイルス・ソフト奪還にあったことが判明する。実は、撮影隊もその隠れ蓑だったのだ。やがて、そのディスクを巡ってパイナップル社とアジアンマフィア、コンピュータ監視機構が三つ巴の争奪戦を開始。ディスクの一部を娘の直子と純子が持っていたことから、貝原も騒動に巻き込まれてしまう。しかも、その一枚がデジタルドンタクの会場に紛れ込んで大パニックに。しかし、貝原の博多弁が県庁のマザーコンピュータの暴走を阻止することに成功。直子の婚約、純子の上京と、様々な問題も解決し、貝原に平穏な日が戻ってくるのであった。

全文を読む(ネタバレを含む場合あり)

スタッフ・キャスト

監督
脚本
藤村磨実也
大森一樹
プロデュース
森島恒行
野見山実
プロデューサー
森重晃
小橋孝裕
協力プロデューサー
黒木照美
プロデューサー補
横手実
撮影監督
渡部眞
撮影
前田智
美術
沖山真保
三浦伸一
装飾
山田好男
音楽
加藤和彦
音楽プロデューサー
石川光
主題歌
床嶋佳子
後藤理沙
録音
林大輔
塚本達朗
効果
伊藤進一
照明
和田雄二
小野英仁
編集
普嶋信一
衣裳
丸岡由美
スタイリスト
花谷律子
製作担当
鎌田賢一
製作主任
益岡正志
助監督
中村隆彦
スクリプター
津崎昭子
生田透子
スチール
安保隆
VFXスーパーバイザー
田中敦彦
オープニングアクション技斗
高瀬将嗣
オペレーター
小高昭浩
製作委員会顧問
麻生渡
製作委員会委員長
吉田清治
製作委員会副委員長
吉田将
榎本一彦
大迫忍
川原正孝
出光芳秀
黒土始
結城徹
郡山史郎
細田泰
製作委員会監事
久保善博
製作協力
坂井滋和
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