波(2001)

劇場公開日:

解説

海辺の静かな街を舞台に、4人の男女が織りなす一夏の恋愛模様を描くドラマ。監督・脚本は「タイムレスメロディ」の奥原浩志。撮影を三木匡宏が担当している。主演は、乾朔太郎(渡辺謙作監督の別名)、「アカシアの道」の小林麻子、「DRUG GARDEN」の紺野千春、「傷だらけの天使」の大森立嗣。第31回ロッテルダム国際映画祭NETPAC賞受賞作品。16ミリからのブローアップ。

2001年製作/112分/日本
配給:IndEx Office=リトルモア
劇場公開日:2001年7月31日

ストーリー

晩夏の西伊豆。3年前に刑務所から出所し、今は自分の父親と思われる寝たきりで意識のない老人の世話をしているケンサクは、ホテルのナイトフロント係として働きながら静かな生活を送っていた。昨年の夏、彼は、毎夏、親戚のガソリンスタンドを手伝いにやって来るミカと交際していたが、今年のミカにはその気がない。彼女は、この街で新しい恋人と待ち合わせをしていたのだ。ある日、ケンサクのホテルにユカという女性が投宿した。恋の痛手に悩む彼女は、ケンサクと肉体関係を持つようになり、いつしか偶然知り合ったミカの家で暮らすようになる。ケンサクとミカ、ユカ、微妙なバランスで保たれる3人の関係。そんな中に、借金まみれで街に逃れて来たケンサクの幼なじみ・タツが、軽薄なノリで入り込んで来た。恋人に待ちぼうけを喰らったミカと関係を持ち、彼女の家に居候を決め込むタツ。やがて秋の到来が近づき、ユカが帰京。ミカもタツと帰京することになった。だがその前に、タツにはどうしてもやらねばならないことがあった。現金輸送車を襲撃し、返済金を用立てるのだ。さて、いよいよ実行日。唯一、それを止めることが出来るケンサクが実行寸前のタツの前に現れるも、止めることは出来なかった。そして秋、ケンサクにまた静かな生活が戻って来る。

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