チャン・ツィイー
8歳の頃から舞踏を始め、11歳で北京舞踊大学付属中学校に合格。北京の中央戯劇学院に在学中、チャン・イーモウ監督に見出され「初恋のきた道」(98)で映画デビューを果たす。武侠大作「グリーン・デスティニー」(00)で国際的な評価を獲得し、ジャッキー・チェン主演「ラッシュアワー2」(01)でハリウッドに進出。「HERO」(02)、「LOVERS」(04)でイーモウ監督と再タッグを組み、ウォン・カーウァイ監督作「2046」(04)や、鈴木清順監督作「オペレッタ狸御殿」(05)などで主演を務めた。「最愛」(11)、「グランド・マスター」「危険な関係」(ともに12)などの中華系映画でトップスターとして人気を博す一方で、「SAYURI」(05)や「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」(19)などのハリウッド映画でもアジアを代表する女優として活躍する。