ルーカス・ヘッジズ
米ニューヨーク・ブルックリン出身。父は映画監督で脚本家ピーター・ヘッジズ。10歳のときに父の脚本・監督作「40オトコの恋愛事情」(07・日本劇場未公開)にエキストラ出演。ウェス・アンダーソン監督の「ムーンライズ・キングダム」(12)で本格的な俳優デビューを飾り、ジェイソン・ライトマン監督の「とらわれて夏」やテリー・ギリアム監督の「ゼロの未来」(ともに13)、アンダーソン監督の「グランド・ブダペスト・ホテル」(14)などに出演する。ケネス・ロナーガン監督の「マンチェスター・バイ・ザ・シー」(16)でケイシー・アフレック演じる主人公の甥パトリックを演じて脚光を浴び、アカデミー助演男優賞にノミネート。在学中のノースカロライナ大学芸術学部を16年から休学し、マーティン・マクドナー監督の「Three Billboards Outside Ebbing, Missouri(原題)」とグレタ・ガーウィグ監督・主演コメディ「Lady Bird(原題)」(ともに17年全米公開)に出演したほか、17年1月にはオフブロードウェイ劇「Yen(原題)」で初舞台を踏む。