mid90s ミッドナインティーズ

劇場公開日:

mid90s ミッドナインティーズ

解説

「ウルフ・オブ・ウォールストリート」などの俳優ジョナ・ヒルが初監督・脚本を手がけ、自身が少年時代を過ごした1990年代のロサンゼルスを舞台に、13歳の少年の成長を描いた青春ドラマ。シングルマザーの家庭で育った13歳の少年スティーヴィーは力の強い兄に負けてばかりで、早く大きくなって見返してやりたいと願っていた。そんなある日、街のスケートボードショップに出入りする少年たちと知り合ったスティーヴィーは、驚くほど自由で格好良い彼らに憧れを抱き、近づこうとするが……。「ルイスと不思議の時計」のサニー・スリッチが主演を務め、母を「ファンタスティック・ビースト」シリーズのキャサリン・ウォーターストン、兄を「マンチェスター・バイ・ザ・シー」のルーカス・ヘッジズがそれぞれ演じる。

2018年製作/85分/PG12/アメリカ
原題:Mid90s
配給:トランスフォーマー
劇場公開日:2020年9月4日

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映画レビュー

4.0身近に憧れがいた時代。

2022年10月5日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD
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すっかん

4.0Actors Take Control the Way They Used To

2020年9月14日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

Mid-90s perfectly creates the look and feel of the mid 90s, but in my view the way the kids behave is more reminiscent of the early 2000s. But while the draw may be a reenactment of a time period ripe for exploration after everything has been beat out of the 80's, the film shines for its ad-lib acting reminiscent of mid-70's films. There's no moral to the story, so it is a tad dead weight.

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Dan Knighton

4.090年代の空気、スケートボード、仲間、家族への愛情に満ちた逸品

2020年8月25日
PCから投稿

ジョナ・ヒルが作る映画ってどんなのだろう、と想像する時、これまで彼が出演してきたハイテンションのコメディばかりが頭に浮かんだ。しかし、いざ映し出されたのは、まさかのアーティスティックな青春ドラマ。それも全編16mmで撮影された映像の中、少年たちの心の機微が時に陽だまりのように優しく、時にザラつくほどリアルに伝わってくる逸品だった。こっそり忍び込んだ兄の部屋で、初めて触れる芳しい90年代のカルチャーの数々。平等とは程遠いディールで手に入れたスケートボード。入り浸った店内で友情を育む仲間たち・・・。歳上といえば意地悪な兄しかいない少年が、やがて仲間との交流によって徐々に変貌していく姿が可愛らしかったり、心配にもなったり。ありきたりではない会話にふと各々の家庭環境、将来への不安などを忍び込ませる匙加減もさすが。85分の映像世界に、90年代と仲間と家族への思いを目一杯に詰めこんだ、愛すべき一作だ。

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牛津厚信

3.5表情や仕草

2024年7月27日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

主人公スティービー役の子が、愛らしいすぎる。笑
表情ひとつひとつが子どもの可愛さを凝縮してて、しかも嘘くさくない。
水々しい。だから見てるこっちも素直な感情で受け取っちゃう。

彼が喜んでると「良かったね〜〜」ってなるし、
悲しんでると「くう...」と胸が苦しくなるし。
なんか、
「スケボーおしゃストリート映画見てる」というよりも
「ちっちゃい子の頑張ってる姿見守る〜」みたいなスタンスで気付けば見ちゃってた。笑
それくらい、この作品では彼の表情や仕草が重要だったように思う。

弟が、怒られちゃうんだけれども兄の部屋に入っていろいろ見ちゃう。
気になる。「兄」というものに対する憧れ、そしてそんな兄と仲良くしたい、気に入られたいという気持ち。それが見てて愛おしかった。
兄にCDをプレゼントするシーン。胸がきゅうっとなる。切ない。
でも兄弟(姉妹)、家族ではよくあったりすること。
兄弟だから、家族だからこそ、雑に扱ってしまうこと、ある。
あるあるだけど、これって切ないよなあ。

セリフで説明するような映画ではないので
主人公スティーブンを中心に、彼ら、というものを眺めさせてもらってる感覚になる映画。
結構スケボー映画ってそういうもんなんだと思うけど。

いろんな状況・環境のヤツらが、「スケボーする」ということだけで集まって。
で気付けば、大変なことがあったら力になりたいと思うような、いや、そういう気持ちを言語化するのがむずがゆいような、そんな近くて大事な関係になっていて。

そういうもんだよな、って。仲間、みたいなのができるのって。
意外とそういう感じだったりするんだよなあ、って。
言葉で確かめあったり、いろんなプロセスを踏んだり、っていう仲間のなり方もあるけども、彼らみたいに、「気付けば大事な仲間」みたいなのもあるな〜って。今作は、そういうのを見させてもらう映画だったな。

軽すぎず、重すぎず。その程度が全体的にちょうど良かった。

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cris