クリス・クーパー
米ミズーリ州カンザスシティ出身。ミズーリ大学でドラマを学び、1980年頃から俳優としてブロードウェイなどの舞台に立つ。主演作「メイトワン1920」(87)でスクリーンデビューを果たし、「真実の瞬間(とき)」(91)、「評決のとき」(96)、「遠い空の向こうに」(99)などに出演。オスカー作品賞受賞作「アメリカン・ビューティー」(99)で全米映画俳優組合賞助演男優賞、スパイク・ジョーンズ監督の「アダプテーション」(02)でアカデミー賞とゴールデングローブ賞の助演男優賞に輝いた。以降「ボーン・アイデンティティー」(02)、「シービスケット」(03)、「カポーティ」(05)、「キングダム 見えざる敵」「アメリカを売った男」(ともに07)、「ザ・タウン」(10)、「アメイジング・スパイダーマン2」(14)、「ストーリー・オブ・マイ・ライフ わたしの若草物語」(19)など、多くの話題作で堅実な演技を披露している。