ザ・タウン
劇場公開日 2011年2月5日
解説
チャック・ホーガン原作の「強盗こそ、われらが宿命(さだめ)」を、ベン・アフレック監督・主演で映画化した犯罪ドラマ。全米一、銀行強盗発生率の高い街ボストン・チャールズタウン。そこで育ったダグ(アフレック)は当然のように強盗を生業として暮らしていた。だがある日、強盗に入った銀行の行員クレアに一目惚れをしてしまう。そんなダグにFBIの捜査の手が迫る……。共演にレベッカ・ホール、クリス・クーパー、ジェレミー・レナー。
2010年製作/123分/PG12/アメリカ
原題:The Town
配給:ワーナー・ブラザース映画
オフィシャルサイト スタッフ・キャスト
全てのスタッフ・キャストを見る
2017年11月29日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
前作『ゴーン・ベイビー・ゴーン』で監督としての才能を認められたベン・アフレック。彼が自分自身を主演俳優に据えた本作にて、我々は思いもよらない化学変化を目にすることとなる。さすが監督としてのベンは、俳優としてのベンの力量や限界をわきまえている。髪を短髪に刈り上げ、甘い表情は一切封印した彼には、これまでにない内面表現と、それから彼自身が「ここではないどこか」を目指そうとする境地が見て取れる。
また、題材として自らが生まれ育ったボストンを描いた点も追い風となった。映画とは所詮、絵空事ではあるものの、しかしここには彼が知っている場所、知っている空気や記憶がたっぷり詰まっている。そのリアリティこそ、この映画の魂だ。現地の人々を積極的にスクリーンに登場させ、演技を超えた本物感を追究している点も見事な効果を生み出した。そして父親役クリス・クーパーと共に、故ピート・ポスルスウェイトの凄みに圧倒される。
悪党視点の物語で新鮮な感じがしてよかった。
最後の方はスカッとするシーンがあるのでみてて楽しめた作品
表紙だけみると銃撃戦がメインで内容ペラペラなんかと思ってたから予想外!
全体的にまとまっている本作、ジェレミーがこんな悪役もできるんだと感心。ホークアイやるわね。
全体的に無難な感じがするなとみていて思ったが、み終わってみると象徴的な隠喩が多く使われていて面白い。
タウン
花屋
オレンジ
今日は晴れている
所々に詩的なイメージが使われていて、とても意味的なカラフルさを感じました。
「なぜ母親が消えたのか」のシーンはあとから考えると、名シーンだったのでは?と思えました。
割と評価の高い本作。表だけみてしまうと銀行強盗ですが、ちょっと深ぼってみるとタトゥーなど深堀りポイントはたくさんあるんじゃないかと思いました。小説的で良きですね。
強盗シーンは毎回ドキドキしました! 最後のフェンウェイ・パークの時は「どうか逃げ切ってくれ!」って思いながら応援してしまいました(笑) ジェム、本当に身近にいたら関わりたくないことこの上ないですな(笑)
すべての映画レビューを見る(全64件)