エマニュエル・セニエ

仏パリ出身で、祖父は王立劇団コメディ・フランセーズの主宰も務めた俳優のルイ・セニエ、父は写真家。14歳でモデルとしてキャリアをスタートし、国際的に活躍する。1984年「サロメの季節」で映画に初出演し、翌85年「ゴダールの探偵」に参加。出演した「フランティック」（88）のメガホンをとったロマン・ポランスキー監督と翌89年に結婚。同監督の「赤い航路」（92）で主演を務め、以降は「ナインスゲート」（99）、「毛皮のヴィーナス」（13）、「告白小説、その結末」（17）と、たびたびポランスキー作品に出演した。その他の出演作にジュリアン・シュナーベル監督作「潜水服は蝶の夢を見る」（07）、「エディット・ピアフ　愛の讃歌」（07）、フランソワ・オゾン監督作「危険なプロット」（12）、「永遠の門　ゴッホの見た未来」（18）などがある。妹のマチルド・セニエも女優。