【第96回アカデミー賞ノミネート全リスト】「オッペンハイマー」が最多13部門!日本映画3作品もノミネート
2024年1月23日 23:59

米アカデミー賞を主催する映画芸術科学アカデミーは1月23日(現地時間)、第96回アカデミー賞のノミネート作品を発表した。最多ノミネートを獲得したのは、クリストファー・ノーラン監督作「オッペンハイマー」。作品賞、監督賞、主演男優賞、助演男優賞、助演女優賞といった主要部門のほか、脚色賞、撮影賞、編集賞など13部門に名を連ねた。
「オッペンハイマー」を追うのが、「哀れなるものたち」の11部門(作品賞、監督賞、主演女優賞、助演男優賞、撮影賞など)と「キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン」の10部門(作品賞、監督賞、主演女優賞、助演男優賞、撮影賞など)。世界的に大ヒットを飾った「バービー」は、グレタ・ガーウィグが監督賞で選から漏れる予想外の展開も、作品賞、助演男優賞、助演女優賞など7部門8ノミネート(歌曲賞が2曲)となった。
今年は日本の作品にとっても目が離せないノミネート発表となった。オスカー前哨戦で健闘を続けてきた宮崎駿監督作「君たちはどう生きるか」は長編アニメーション賞、北米興行が好調の山崎貴監督作「ゴジラ-1.0」は視覚効果賞にノミネート。「ゴジラ-1.0」に関しては、同賞でのノミネートは日本映画として初めてとなった。さらに、名匠ヴィム・ヴェンダース監督が東京で撮影した役所広司主演作「PERFECT DAYS」は、国際長編映画賞にノミネートを果たした。
昨年の第95回は、監督コンビ「ダニエルズ」(ダニエル・シャイナート&ダニエル・クワン)が手掛けた「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」(略称:エブエブ)が最多10部門11ノミネートを果たした。その勢いのまま、授賞式でも7部門を受賞。作品賞、監督賞、主演女優賞、助演男優賞、助演女優賞……と、次々と主要部門で読み上げられるなか、とりわけ主演女優賞でミシェル・ヨーの名がコールされた際には、ひときわ大きな歓声が沸き起こったことは記憶に新しい。
第96回アカデミー賞授賞式は、3月10日(日本時間11日)に開催される。
発表されたノミネート作品は、以下の通り。
「American Fiction(原題)」
「落下の解剖学」
「バービー」
「The Holdovers(原題)」
「キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン」
「マエストロ その音楽と愛と」
「オッペンハイマー」
「パスト ライブス 再会」
「哀れなるものたち」
「関心領域」
ジュスティーヌ・トリエ「落下の解剖学」
マーティン・スコセッシ「キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン」
クリストファー・ノーラン「オッペンハイマー」
ヨルゴス・ランティモス「哀れなるものたち」
ジョナサン・グレイザー「関心領域」
ブラッドリー・クーパー「マエストロ その音楽と愛と」
コールマン・ドミンゴ「ラスティン ワシントンの『あの日』を作った男」
ポール・ジアマッティ「The Holdovers(原題)」
キリアン・マーフィ「オッペンハイマー」
ジェフリー・ライト「American Fiction(原題)」
アネット・ベニング「ナイアド その決意は海を越える」
リリー・グラッドストーン「キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン」
サンドラ・ヒュラー「落下の解剖学」
キャリー・マリガン「マエストロ その音楽と愛と」
エマ・ストーン「哀れなるものたち」
スターリング・K・ブラウン「American Fiction(原題)」
ライアン・ゴズリング「バービー」
ロバート・デ・ニーロ「キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン」
ロバート・ダウニー・Jr.「オッペンハイマー」
マーク・ラファロ「哀れなるものたち」
アメリカ・フェレーラ「バービー」
ダニエル・ブルックス「カラーパープル」
ダバイン・ジョイ・ランドルフ「The Holdovers(原題)」
ジョディ・フォスター「ナイアド その決意は海を越える」
エミリー・ブラント「オッペンハイマー」
ジュスティーヌ・トリエ、アルチュール・アラリ「落下の解剖学」
デビッド・ヘミングソン「The Holdovers(原題)」
ブラッドリー・クーパー、ジョシュ・シンガー「マエストロ その音楽と愛と」
脚本:サミー・バーチ/原案:サミー・バーチ、アレックス・メヒャニク「May December(原題)」
セリーヌ・ソン「パスト ライブス 再会」
コード・ジェファーソン「American Fiction(原題)」
グレタ・ガーウィグ、ノア・バームバック「バービー」
クリストファー・ノーラン「オッペンハイマー」
トニー・マクナマラ「哀れなるものたち」
ジョナサン・グレイザー「関心領域」
エドワード・ラックマン「伯爵」
ロドリゴ・プリエト「キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン」
マシュー・リバティーク「マエストロ その音楽と愛と」
ホイテ・バン・ホイテマ「オッペンハイマー」
ロビー・ライアン「哀れなるものたち」
「Bobi Wine: The People’s President(原題)」
「The Eternal Memory(英題)」
「Four Daughters(英題)」
「To Kill a Tiger(原題)」
「実録 マリウポリの20日間」
「The ABCs of Book Banning(原題)」
「The Barber of Little Rock(原題)」
「Island in Between(原題)」
「The Last Repair Shop(原題)」
「Nai Nai & Wai Po(原題)」
ロラン・セネシャル「落下の解剖学」
ケビン・テント「The Holdovers(原題)」
セルマ・スクーンメイカー「キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン」
ジェニファー・レイム「オッペンハイマー」
ヨルゴス・モブロプサリディス「哀れなるものたち」
「Io Capitano(原題)」(イタリア)
「PERFECT DAYS」(日本)
「雪山の絆」(スペイン)
「The Teachers' Lounge(英題)」(ドイツ)
「関心領域」(イギリス)
ローラ・カープマン「American Fiction(原題)」
ジョン・ウィリアムズ「インディ・ジョーンズと運命のダイヤル」
ロビー・ロバートソン「キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン」
ルドウィグ・ゴランソン「オッペンハイマー」
イェルスキン・フェンドリックス「哀れなるものたち」
「Letter to a Pig(原題)」
「Ninety-Five Senses(原題)」
「Our Uniform(原題)」
「Pachyderme(原題)」
「War Is Over! Inspired by the Music of John & Yoko(原題)」
“The Fire Inside”「フレーミングホット!チートス物語」
“I’m Just Ken”「バービー」
“It Never Went Away”「ジョン・バティステ アメリカン・シンフォニー」
“Wahzhazhe (A Song For My People)”「キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン」
“What Was I Made for?”「バービー」
「The After(原題)」
「Invincible(原題)」
「Knight of Fortune(英題)」
「Red, White and Blue(原題)」
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