スパイダーマン アクロス・ザ・スパイダーバース

劇場公開日:

解説

ピーター・パーカーの遺志を継いだ少年マイルス・モラレスを主人公に新たなスパイダーマンの誕生を描き、アカデミー長編アニメーション賞を受賞した2018年製作のアニメーション映画「スパイダーマン スパイダーバース」の続編。

マルチバースを自由に移動できるようになった世界。マイルスは久々に姿を現したグウェンに導かれ、あるユニバースを訪れる。そこにはスパイダーマン2099ことミゲル・オハラやピーター・B・パーカーら、さまざまなユニバースから選ばれたスパイダーマンたちが集結していた。愛する人と世界を同時に救うことができないというスパイダーマンの哀しき運命を突きつけられるマイルスだったが、それでも両方を守り抜くことを誓う。しかし運命を変えようとする彼の前に無数のスパイダーマンが立ちはだかり、スパイダーマン同士の戦いが幕を開ける。

オリジナル英語版ではシャメイク・ムーアが主人公マイルス、ヘイリー・スタインフェルドがグウェン、オスカー・アイザックがミゲルの声を担当。第96回アカデミー長編アニメーション賞ノミネート。

2023年製作/140分/G/アメリカ
原題:Spider-Man: Across the Spider-Verse
配給:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
劇場公開日:2023年6月16日

オフィシャルサイト

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第96回 アカデミー賞(2024年)

ノミネート

長編アニメーション賞  

第81回 ゴールデングローブ賞(2024年)

ノミネート

最優秀作曲賞 ダニエル・ペンバートン
最優秀長編アニメーション映画賞  
シネマティック・ボックスオフィス・アチーブメント賞  
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映画レビュー

3.0映像表現の驚異的なこだわりと進化の速度に驚かされる。

2023年6月30日
PCから投稿
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村山章

5.0真の21世紀の映画

2023年6月30日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

まさに革命的映画。21世紀になってもなんとなく20世紀的な映像の延長線上の表現が多かったところ、完全に新しいことをやってきたという印象で、21世紀の映像表現のスタンダードを打ち立てることになるかもしれない。今でもすでに絶賛が相次いでいるが、本当の真価は10年後くらいに発見されるような、そういう作品になるのではないか。
運動描写も素晴らしいが、最もすごいのはテクスチャーを自在に変化させて、それを驚かしのギミックレベルではなく作り手の表現意思で操っているところ。ショットのつなぎ、アクション、台詞、音など、様々な要素が映像表現にあるが、そこにテクスチャー変化という新たな要素を加えた。コミック的な表現のみならず、水彩画のようなテクスチャーのシーンもあったり、なぜこのシーンでこのテクスチャーなのか、シーン単位よりもさらに細かくショット単位で意図を持ってそれをコントロールしている。このテクスチャーからこのテクスチャーに変化することで、どんな効果を生んでいるのかなぞ、今後何十年も研究対象にされるべき作品だ。

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杉本穂高

4.5圧倒的すぎる創造性の爆発を見た

2023年6月27日
PCから投稿

圧倒的な創造性の爆発を見た。本作は大胆であることを恐れない。異質のビジュアルスタイルやタッチが混ざり合うのを避けるのではなく、むしろその融合を大いに歓迎して、さあどうなるか見てやろうじゃないかと言わんばかりに観客を未知なる映像体験へと引き摺り込む。我々もそれが楽しくなり、描写タッチも性格も何もかもが異なるスパイダーマン同士が真向かい、共に戦い、追いかけ、追い詰められる展開に翻弄されっぱなし。次元から次元へ、創造性のトンネルを駆け抜けるたびに、今度はこの手で来るのか、まだこんな手法が残されていたのかと、驚きを超えて口が半開きになる。まさに”スパイディ”というIとWEを同時に堪能する2時間20分。実写映画を凌駕するイメージ量とスピード感を持ちながら、それでいて個々のキャラへと深く入り込み、大切な人への思いを浮かび上がらせる様は繊細だ。次作がどう予想を裏切り、限界を超えるのか俄然楽しみになった。

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牛津厚信

5.0静寂の中で展開するマルチバース・アクションの魔力

2023年6月19日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:試写会

楽しい

2018年に公開された『スパイダーマン:スパイダーバース』は様々なバースから複数のスパイダーマンが集結して来るというアニメならではの発想を最新のビジュアルで具現化した傑作だった。そして、この続編は空間設定だけでなく、スパイダーマンことマイルス・モラレスの"成り立ち"そのものを大胆にリセットして物語は展開する。それにプラスして、スパイダー・グウェンことグウェン・ステイシーのストーリーが被さり、前作を超える数のスパイダーマンたちが各バースから集結する。その目まぐるしさは半端ないのだが、前作同様、巧みな視覚演出が観客の集中力を途切れさせない。

今回、特に凄いと感じたのは、レゴのスパイダーマンや実写のスパイダーマンが顔見せ興行よろしく現れては消えていく、独特の軽さと前作を超えるスピード感だ。そのグラフィック・コミックをめくるような軽快な展開は、伝説のPVとして語り継がれるア・ハーの"テイク・オン・ミー"を彷彿とさせる。つまり何が言いたいかと言うと、めちゃくちゃ洗練されているのである。さらに、音量を最低限に抑えて、全てが静寂の中で進行していくサウンドエフェクトにも感心する。

主軸となる"運命は自分で決める"というテーマにも合点がいく大ヒット・シリーズのリブート第2作。早く次が観たい。

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清藤秀人

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