バービー

ALLTIME BEST

劇場公開日:

バービー

解説

世界中で愛され続けるアメリカのファッションドール「バービー」を、マーゴット・ロビー&ライアン・ゴズリングの共演で実写映画化。さまざまなバービーたちが暮らす完璧な世界「バービーランド」から人間の世界にやってきたひとりのバービーが、世界の真実に直面しながらも大切なことは何かを見つけていく姿を描く。

ピンクに彩られた夢のような世界「バービーランド」。そこに暮らす住民は、皆が「バービー」であり、皆が「ケン」と呼ばれている。そんなバービーランドで、オシャレ好きなバービーは、ピュアなボーイフレンドのケンとともに、完璧でハッピーな毎日を過ごしていた。ところがある日、彼女の身体に異変が起こる。困った彼女は世界の秘密を知る変わり者のバービーに導かれ、ケンとともに人間の世界へと旅に出る。しかしロサンゼルスにたどり着いたバービーとケンは人間たちから好奇の目を向けられ、思わぬトラブルに見舞われてしまう。

監督は「レディ・バード」「ストーリー・オブ・マイライフ わたしの若草物語」のグレタ・ガーウィグ。脚本はガーウィグと「マリッジ・ストーリー」のノア・バームバック。世界各国で大ヒットを記録し、全米興行収入は6.3億万ドルを超えて同国歴代11位、世界興収は14.4億円を超えてワーナー・ブラザース映画史上最高のヒット作となった。第96回アカデミー賞では作品賞、助演男優賞、助演女優賞、歌曲賞(2曲)など7部門8ノミネートを獲得。ビリー・アイリッシュ&フィニアス・オコネルによる「What Was I Made For?」が歌曲賞を受賞した。

2023年製作/114分/G/アメリカ
原題:Barbie
配給:ワーナー・ブラザース映画
劇場公開日:2023年8月11日

オフィシャルサイト

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第47回 日本アカデミー賞(2024年)

ノミネート

最優秀外国作品賞  

第96回 アカデミー賞(2024年)

受賞

主題歌賞

ノミネート

作品賞  
助演男優賞 ライアン・ゴズリング
助演女優賞 アメリカ・フェレーラ
脚色賞 グレタ・ガーウィグ ノア・バームバック
美術賞  
衣装デザイン賞  
主題歌賞

第81回 ゴールデングローブ賞(2024年)

受賞

最優秀主題歌賞
シネマティック・ボックスオフィス・アチーブメント賞  

ノミネート

最優秀作品賞(ミュージカル/コメディ)  
最優秀主演女優賞(ミュージカル/コメディ) マーゴット・ロビー
最優秀助演男優賞 ライアン・ゴズリング
最優秀監督賞 グレタ・ガーウィグ
最優秀脚本賞 グレタ・ガーウィグ ノア・バームバック
最優秀主題歌賞
最優秀主題歌賞
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(C)2023 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.

映画レビュー

4.0みんな違ってそれでいい、の裏と表。

2023年8月31日
PCから投稿
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共感した! 15件)
村山章

4.0美術の素晴らしさ

2023年8月31日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

プロダクションデザインが素晴らしい。この分野ではオスカーの有力候補だろう。キッチュでリアリティを追求せず、ドールの世界を具現化してみせ、そこに生身の役者がいても違和感のないバランス感とピンクを基調にしたカラーリングをケバケバしさを感じさせずに再現。レトロなポップ感が抜群に心地よさを感じさせる。芝居のあり方もあえて戯画的で、オーバーアクティブなものにしているのも良い。リアルなだけが良い芝居ではない、こういう方向性の面白い芝居もアメリカ映画でもどんどん追求してほしい。
スタンダードモデルゆえに特定の職業やアイデンティティを持たない主人公のバービーと、そんなバービーの彼氏というポジションでおまけ的に生まれたがゆえに、やはりアイデンティティを持たないケンの2人(2体)がフェミニズムや有害な男性性の体験を経て、自分らしさを獲得しようと試みる。現実社会のマテル社は男性経営者の支配だと本作は描かれている。事実かどうかは知らないが、その体制は特に破壊されない。資本主義とフェミニズムの関わりにはある種の課題があると本作は示唆している。

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共感した! 9件)
杉本穂高

〈私〉至上主義ではバービーの鬱は治らない

2024年4月19日
PCから投稿
鑑賞方法:その他
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共感した! 0件)
abokado0329

3.5ジェンダー平等と自己認識

2024年4月15日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

楽しい

単純

知的

U-NEXTで鑑賞。
バービーは日本で言うリカちゃんのイメージが強いですが、ジェンダー平等などのテーマで描かれていて奥深かったです。

ピンク一色のセットは派手で、可愛さ溢れる人形の街並みを実写で再現した光景には驚きました(その影響で、ピンクの塗料が品薄になったとか)。

人形をただ実写化しただけでなく、現実社会についても描かれていたのが好印象でした。男女ともに社会で活躍する機会を与えられる必要性や、自分が何者なのかを考えて生きる大切さが伝わってきました。

最近のアメリカでは、女性の社会進出が騒がれたり、自分軸を持つ人が増えているように感じます。日本でも実践されている部分はありますが、格差などの問題は未だに解決しておらず、課題は山積みです。そのため、自分らしく生きることが今後重要になってくるのではないかと考えました。

私も自分がどうしたいのかを意識しながら、少しずつ自信を持って生きようと思える作品になっていました。

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Ken@
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