【あの話題作も!】ディズニープラスで見られる2023年劇場公開作まとめ
2023年12月27日 11:00
気が付けば、2023年も残りわずか。今年も数多くの新作映画が劇場公開され、さまざまな話題を集めました。そんな1年を彩ったヒット作の数々が、ディズニーがグローバルで展開する定額制公式動画配信サービス「ディズニープラス」では早くも配信中です。名作アニメを実写化したミュージカル映画から、あの大人気キャラクターの“最後”の冒険を描いた超大作、感動を呼んだピクサー作品やMCU作品まで、23年に思いをはせながら、ぜひ年末年始にたっぷり満喫してみてはいかがでしょうか。
クセが強くてワケありな銀河の落ちこぼれたちが結成したチーム「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」の活躍を描く、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の人気シリーズ第3弾にして完結編。全世界累計興業収入は約8億4361万ドルを超え、日本でも興収13億1440万円、観客動員84万9800人を突破。国内でシリーズ最高のヒットを記録した。
アベンジャーズの一員としてサノスを倒し、世界を救ったものの、最愛の恋人ガモーラを失ったショックから立ち直れないスター・ロードことピーター・クイル(クリス・プラット)と、ガーディアンズの仲間たち。そんな彼らの前に、銀河を完璧な世界に作り変えようとする恐るべきハイ・エボリューショナリー(チュク・イウジ)が現れ、ロケット(声:ブラッドリー・クーパー)に魔の手が迫る。実は、両者には過去の因縁があり、ハイ・エボリューショナリーが固執する野望には、ロケット自身の出生の秘密が関わっていた。
アンデルセン童話を原作とする1989年製作の名作ディズニーアニメを実写化したミュージカル映画。日本では、週末の興収ランキングで初登場1位の好スタートを切り、その後も洋画・邦画含めた実写映画で3週連続1位を獲得。累計興収34億円、動員234万人を記録する大ヒットとなった。
世界で最も美しい声を持つ人魚姫アリエル(ハリー・ベイリー)は、嵐に巻き込まれた人間のエリック王子(ジョナ・ハウアー=キング)を救うため陸に上がり、人間界への思いを抑えきれなくなる。そんなアリエルに対し、アースラ(メリッサ・マッカーシー)は彼女の美声を奪うため、恐ろしい取引を提案する。音楽を、アニメ映画版も手がけた巨匠アラン・メンケンと、「モアナと伝説の海」のリン=マニュエル・ミランダが担当。ディズニープラスでは、劇場公開時には本編に含まれなかったトリトン王(ハビエル・バルデム)の歌「Impossible Child」が含まれる特別バージョンも配信されている。
火・水・土・風という、カラフルで個性あふれる4つのエレメントたちが暮らすエレメント・シティを舞台に、心温まる交流の物語を紡いだディズニー・ピクサー作品。世界中でヒットを記録し、日本でも“追いエレメント”という造語が流行るほどリピーターが続出し、210万人以上を動員。興収は26億7000万円を突破した。
家族のために火の街から出ることなく、父の店を継ぐ夢に向かって頑張っていた火の女の子エンバーは、ある日偶然、自分とは正反対で自由な心を持つ水の青年ウェイドと出会う。ウェイドとの交流を通して、初めて世界の広さに触れたエンバーは、自分の新たな可能性、本当にやりたいことについて考え始める。ピーター・ソーン監督(「アーロと少年」)が、70年代の初頭に韓国から移住し、ニューヨークで食料品店を開店した両親から着想を得て、オリジナル原案を映画化。日本版吹き替え版では、川口春奈がエンバー役、玉森裕太がウェイド役を務めている。
ディズニーランドの人気アトラクションを、かつてカリフォルニアのディズニーランドでキャストとして働いていたジャスティン・シミエン監督が実写化した。日本では国内映画ランキングで初登場1位を獲得。本国アメリカを除く世界各国のオープニング成績を大きく上回る好スタートを切り、興収21億3233万円、動員144万7735人を記録する大ヒットとなった。
ある親子が、破格の条件で手に入れた豪華すぎる洋館に引っ越すが、そこは999人のゴーストが住む“呪われた館”だった。ふたりを救うため、クセが強い4人の心霊エキスパート(超常現象専門家、歴史学者、霊媒師、神父)が集結し、秘められた館の謎を解き明かそうとする。ホーンテッドマンション“ガチ勢”であるシミエン監督が、作品にあふれる愛情を注ぎ、ビジュアル装飾からアクション演出に至るまで、まるでアトラクションに搭乗したかのような感覚にさせてくれる。画面いっぱいにオマージュを捧げた細かな演出も満載だ。
アガサ・クリスティが生んだ名探偵エルキュール・ポアロの活躍を、「オリエント急行殺人事件」「ナイル殺人事件」に続き、ケネス・ブラナーが監督・製作・主演で映画化したシリーズ第3弾。ポアロは死者の声を話すことができるという霊媒師のトリックを見破るために、子どもの亡霊が出るという謎めいた屋敷での降霊会に参加するが、そこで招待客のひとりが、人間には不可能な方法で殺害される。
水上の迷宮都市ベネチアを舞台に、現実主義のポアロが超常現象に立ち向かう姿が、新鮮かつ強烈に描かれており、劇場公開時には「ホラー、サスペンス、ミステリーが全部詰まってて最高に面白かった」「アガサファンやケネスファンには必見」「種明かしも犯人も意外性があり、伏線回収も見事」と絶賛コメントが相次いだ。霊媒師レイノルズ夫人を、「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」で第95回アカデミー主演女優賞を受賞したミシェル・ヨーが演じた。
ハリソン・フォード演じる考古学者インディ・ジョーンズの最後の冒険を描くアドベンチャー映画の金字塔「インディ・ジョーンズ」シリーズの第5作。前作から15年ぶりの新作で、過去4作でメガホンをとったスティーブン・スピルバーグはジョージ・ルーカスとともに製作総指揮を務め、「LOGAN ローガン」「フォードvsフェラーリ」のジェームズ・マンゴールド監督にメガホンが託された。
考古学者で冒険家のインディの前に、ヘレナ(フィービー・ウォーラー=ブリッジ)という女性が現れ、インディが若き日に発見した伝説の秘宝「運命のダイヤル」の話を持ちかける。人類の歴史を変える力を持つとされる運命のダイヤルを巡ってインディは、因縁の宿敵である元ナチスの科学者フォラー(マッツ・ミケルセン)を相手に、全世界をまたにかけた争奪戦を繰り広げる。おなじみのテーマ曲を手がけたジョン・ウィリアムズが引き続き、音楽を担当した。
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奔放な美少女に翻弄される男の姿をつづった谷崎潤一郎の長編小説「痴人の愛」を、現代に舞台を置き換えて主人公ふたりの性別を逆転させるなど大胆なアレンジを加えて映画化。 教師のなおみは、捨て猫のように道端に座り込んでいた青年ゆずるを放っておくことができず、広い家に引っ越して一緒に暮らし始める。ゆずるとの間に体の関係はなく、なおみは彼の成長を見守るだけのはずだった。しかし、ゆずるの自由奔放な行動に振り回されるうちに、その蠱惑的な魅力の虜になっていき……。 2022年の映画「鍵」でも谷崎作品のヒロインを務めた桝田幸希が主人公なおみ、「ロストサマー」「ブルーイマジン」の林裕太がゆずるを演じ、「青春ジャック 止められるか、俺たちを2」の碧木愛莉、「きのう生まれたわけじゃない」の守屋文雄が共演。「家政夫のミタゾノ」などテレビドラマの演出を中心に手がけてきた宝来忠昭が監督・脚本を担当。
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