【サプライズだらけ】「スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム」放送 あらすじ&キャスト&声優&トリビアまとめ
2023年11月10日 21:00
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MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の人気シリーズである「スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム」が、11月10日の午後9時から日本テレビ系「金曜ロードショー」で地上波初放送された。
この記事では映画.com編集部が、あらすじ、キャスト、日本語吹き替え版声優、裏話&トリビアなどを紹介する。
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本作は、全世界で19億ドルを超える興行収入を記録した、トム・ホランド主演の「スパイダーマン」シリーズ第3弾。前作「スパイダーマン ファー・フロム・ホーム」の衝撃的なラストで、スパイダーマンとして活躍していたピーター・パーカーは、その正体を世間に知られてしまう。“親愛なる隣人ヒーロー”最大の危機に、新たなピーターの指導者として、“至高の魔術師”ドクター・ストレンジが登場。さらには中盤、歴代のスパイダーマンたちが集合するサプライズが、全世界を驚かせた。
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前作で、ピーターはホログラム技術を操るミステリオ(ジェイク・ギレンホール)を倒したが、ミステリオが残した映像をタブロイド紙「デイリー・ビューグル」が世界に公開したことで、ミステリオ殺害の容疑がかけられてしまったうえ、正体も暴かれてしまう。マスコミに騒ぎ立てられ、ピーターの生活は一変。大切な人にも危険が及ぶことを恐れたピーターは、ともにサノスと闘ったドクター・ストレンジに助力を求め、魔術の力で自分がスパイダーマンだと知られていない世界にしてほしいと頼む。
しかし、ドクター・ストレンジが呪文を唱えた結果、ピーターたちの世界に、ほかのユニバースから、ドック・オク、グリーン・ゴブリン、エレクトロ、サンドマン、リザードといった強敵たちを呼び寄せることになる。
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ミシェル・“MJ”・ジョーンズ:ゼンデイヤ(真壁かずみ)
ドクター・ストレンジ:ベネディクト・カンバーバッチ(三上哲)
ハッピー・ホーガン:ジョン・ファブロー(大西健晴)
ネッド:ジェイコブ・バタロン(吉田ウーロン太)
メイおばさん:マリサ・トメイ(安藤麻吹)
ドック・オク/オットー・オクタビアス:アルフレッド・モリーナ(銀河万丈)
グリーン・ゴブリン/ノーマン・オズボーン:ウィレム・デフォー(山路和弘)
エレクトロ/マックス・ディロン:ジェイミー・フォックス(中村獅童)
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本作のタイトルは、第1弾「スパイダーマン ホームカミング」、第2弾「スパイダーマン ファー・フロム・ホーム」と、いずれもタイトルに「ホーム」がついていることから、さまざまな推測が寄せられていた。発表前日、主要キャスト3人がそれぞれのSNSで、「スパイダーマン フォン・ホーム」(トム・ホランド)、「スパイダーマン ホームレッカー」(ジェイコブ・バタロン)、「スパイダーマン ホーム・スライス」(ゼンデイヤ)と、異なるタイトルを投稿した。
そして迎えた当日、米ソニー・ピクチャーズはキャスト3人が登場する動画を、公式SNSアカウントで発表。映像内では、ホランドが正式タイトルを確認するためにジョン・ワッツ監督を尋ねるが、口が軽く、ネタばれの前科があることを理由に、オフィスから追い出されてしまう。しかし、傷心したホランドと付き添いのバタロン、ゼンデイヤが通り過ぎるホワイトボードには、「スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム」と書かれており、これが正式タイトルであると明かされる、遊び心満載の発表となった。
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やはり最大の見どころといえるのは、歴代スパイダーマン3人の共闘。「スパイダーマン」シリーズ(2002~/サム・ライミ監督)のトビー・マグワイア、「アメイジング・スパイダーマン」シリーズ(12~/マーク・ウェブ監督)のアンドリュー・ガーフィールド、そしてホランドが一堂に会した。
ストーリーやキャラクターについて、さまざまな憶測が飛び交っていた公開前、大手玩具メーカーのFUNKOとLEGOから発売される関連フィギュアとブロックセットの画像が、インターネット上に大量に流出するという事件が発生。マーベル・スタジオはネタバレを最小限にとどめるべく、すぐに画像が出回った全ての商品を“オフィシャルグッズ”として承認するという策に出たが、前述の「3人のスパイダーマン登場説」を事実上認める形となってしまった。
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本作のサプライズは、歴代スパイダーマンとヴィランの登場にはとどまらない。実はNetflixドラマ「Marvel デアデビル」で知られ、昼は弁護士、夜は自警団活動を行う盲目のヒーローであるデアデビル/マット・マードック(チャーリー・コックス)がカメオ出演しているのだ。劇中では、世界中に正体がバレたピーターの助っ人として現れる。
なおマーベル・スタジオは現在、「Marvel デアデビル」のリブート版「デアデビル ボーン・アゲイン(原題)」を準備中。コックスをはじめ、キングピン/ウィルソン・フィスク役のビンセント・ドノフリオ、パニッシャー役のジョン・バーンサルが復帰するという。
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実は本作に関して、あるとんでもない記録が生まれていたのは、ご存知だろうか。米フロリダに住むラミーロ・アラニスさんが同作を292回鑑賞し、「映画館で同一映画を最も多く観賞した」としてギネス世界記録を更新したのだ。
アラニスさんは、21年12月16日~22年3月15日の間に、映画館で292回観賞。最初の数週間は、毎日5回見たという。毎回クレジットを含め最後まで見なければならず、上映中に携帯電話を見たり、昼寝をしたり、トイレに行くことも禁じられている。ギネス申請の際、アラニスさんは証拠となるチケットの半券を提出したほか、事務局は劇場の係員から調書を取っている。
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アラニスさんが同世界記録を達成するのは、実は2度目。19年に「アベンジャーズ エンドゲーム」を191回観賞し、ギネス世界記録を達成したものの、21年に「Kaamelott: First Instalment(原題)」を204回観賞したフランス人のアルノー・クラインさんに逆転されていた。今回は、大好きなマーベル作品で王座を奪還したことになる。
ちなみに、アラニスさんが鑑賞のために費やした時間は720時間、チケット代は約3400ドル。本業はフィットネストレーナーだが、この期間はジム通いがほとんどできなかったため、自慢の筋肉を16ポンド(7.2キロ)ほど落としてしまったという。
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マーベル・スタジオのケビン・ファイギ社長は2月、米エンターテインメント・ウィークリーの独占取材で、トム・ホランド主演のシリーズ第4弾の製作が進行中であることを告白。その後、グリーン・ゴブリン役で「スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム」に復帰したウィレム・デフォーも、「全ての条件を満たしていれば、喜んで引き受けるよ」と、再登場に前向きな様子を示していた。
・11月17日 「ミラベルと魔法だらけの家」※本編ノーカット、初放送
・11月24日 「ノートルダムの鐘」※本編ノーカット
・12月1日 「プリンセスと魔法のキス」※本編ノーカット
・12月8日 「ズートピア」※本編ノーカット
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