【7月放送開始・夏の地上波ドラマ】映画.comが注目する10本/出演者・あらすじ・放送開始日など
2023年7月3日 13:00
7月に入り、本格的に夏が到来! 地上波では、いよいよ夏ドラマがスタートします。今シーズンは、未だ謎に包まれた超豪華俳優陣が集結する話題作をはじめ、池井戸潤原作のミステリードラマ、若手俳優陣による恋愛群像劇など、見逃せない作品が勢ぞろい!
本記事では、映画.com編集部のドラマ好きが特に注目する民放ドラマ10本をピックアップ。今週から始まる作品もありますので、録画予約をお忘れなく!
・「週末旅の極意 夫婦ってそんな簡単じゃないもの」(観月ありさ、吉沢悠)
・「真夏のシンデレラ」(森七菜、間宮祥太朗)
・「18/40 ふたりなら夢も恋も」(福原遥、深田恭子)
・「ばらかもん」(杉野遥亮、宮崎莉里沙)
・「こっち向いてよ向井くん」(赤楚衛二、生田絵梨花)
・「ハヤブサ消防団」(中村倫也、川口春奈)
・「トリリオンゲーム」(目黒蓮「Snow Man」、佐野勇斗)
・「最高の教師 1年後、私は生徒に■された」(松岡茉優、芦田愛菜)
・「VIVANT」(堺雅人、阿部寛、二階堂ふみ、松坂桃李、役所広司)
7月4日(火)午後9時 ※初回拡大スペシャル
伊藤沙莉、織田裕二、中島健人(「Sexy Zone」)、笠松将、ファーストサマーウイカ、六角精児、菅原大吉、駒井蓮、皆藤空良、中川紅葉、モロ師岡、宮崎美子、板谷由夏、渡辺いっけい、勝村政信
伊藤沙莉がゴールデン帯ドラマ初主演を飾り、織田裕二と「Sexy Zone」の中島健人が共演。強制執行によって財産、金品、不動産などの差し押さえや没収を行う国家公務員“執行官”の仕事を通して、人間模様をコミカルに描く。脚本は、NHK大河ドラマ「青天を衝け」や「カバチタレ!」「あさが来た」などで知られる大森美香が担当する。
大らかで明るく、親しみやすい性格の吉野ひかり(伊藤)は、勤めていた信用組合を辞めて上京し、憧れだったペット関連の仕事に就く。しかし、会社はある日、執行をうけて倒産してしまう。突然職を失ったひかりだったが、執行官の小原樹(織田)から“犬にものすごく好かれる”という能力を買われ、“執行補助者”として新たな道を歩み始める。
7月5日(水)深夜1時
※テレビ大阪では7月10日(月)深夜1時30分~放送
観月ありさが主演し、吉沢悠が夫役で共演する新感覚の旅ドラマ。仕事一筋だった結婚10年目の夫婦が、旅を通して無くしていた夫婦の時間を取り戻すさまを描く。
広告会社に勤める矢吹真澄(観月)と、大手銀行勤務の夫・仁(吉沢)は、結婚して約10年、その時間の大半を“仕事”に費やしてきた。同じ空間で暮らしているが、いったい何をもって「夫婦」なのか? 結婚10年目を迎えるタイミングで、真澄は仁に週末に二人旅に出かけることを提案する。
7月10日(月)午後9時 ※初回30分拡大
蒼井夏海(森)、滝川愛梨(吉川)、小椋理沙(仁村)は、海辺で一緒に生まれ育った女友達3人組。夏海はサップのインストラクター、愛梨は美容師アシスタントとして働き、理沙は18歳の時に産んだ息子をシングルマザーとして育てていた。一方、東京の大手建築会社で働く水島健人(間宮)は、高校時代の友人で医師の佐々木修(萩原)とムードメーカーの山内守(白濱)とバカンスに出かける。夏海の指導でサップを初体験した健人たちだが、人を見下したような態度をみせる修のせいで、夏海は一流大卒の彼らにバカにされたような気分になる。
7月11日(火)午後10時 ※初回15分拡大
福原遥、深田恭子、鈴鹿央士、上杉柊平、出口夏希、長澤樹、八木勇征(「FANTASTICS」)、嵐莉菜、佐野ひなこ、坂口涼太郎、葵揚、菊池日菜子、浦井のりひろ(「男性ブランコ」)、鈴木ゆうか、荒川ちか、ゆめぽて、ほのか、シルビア・グラブ、美村里江、松本若菜、高嶋政宏、片平なぎさ、安田顕
福原遥と深田恭子が共に主演を務めるオリジナル・ラブストーリー。18歳の妊婦とアラフォーのビジネスウーマンの年の差を超えたシスターフッド(=女性の絆)と、それぞれの恋を描く。鈴鹿央士、上杉柊平が、ヒロインと恋に落ちる訳ありな男性を演じる。
高校3年生の仲川有栖(福原)は、11歳のときに病気で亡くなった母親の影響で、美術館の学芸員として海外で活躍することを夢見ている。推薦で大学の文学部芸術学科への進学が決まった有栖だが、予期せぬ妊娠で人生が一変する。一方、もうすぐ40歳になる成瀬瞳子(深田)は、現代アートを扱う会社でアートとビジネスをつなぐスペシャリストとして手腕を振るっていたが、恋愛とは10年間縁がなかった。そんなふたりが偶然出会ったことで、互いの人生が大きく変化していく。
7月12日(水)午後10時 ※初回15分拡大
杉野遥亮がゴールデン・プライム帯連続ドラマ初主演を飾り、アニメ化もされたヨシノサツキ氏の人気コミックを実写ドラマ化。「マルモのおきて」で演出を担当した河野圭太と、脚本家の阿相クミコが再タッグを組み、長崎県・五島列島を舞台に、都会育ちの青年書道家が島民たちとの交流を通じて成長していくさまを描く。
都会生まれ、都会育ちの半田清舟(杉野)は、高名な書道家・半田清明(遠藤)を父に持ち、新進気鋭の書道家としてもてはやされてきた。しかし、ある騒動を起こし、清明から長崎県・五島列島で生活して頭を冷やせと命じられる。五島福江空港に降り立った清舟は、バスもタクシーもいない田舎感にあぜんとしながらも、目的地の七ツ岳郷に到着。郷長の木戸裕次郎(飯尾)に案内された古びた一軒家で、近所に住む小学生・琴石なる(宮崎)と出会う。
7月12日(水)午後10時
赤楚衛二主演で、「第13回 ananマンガ大賞」(2022)で準大賞を受賞したねむようこ氏の同名漫画を実写化。本作でゴールデン・プライム帯連続ドラマ初主演を果たした赤楚が、10年間恋愛から遠ざかっている主人公“向井くん”を演じる。
都内のTシャツメーカーで働く33歳の会社員・向井悟(赤楚)は、雰囲気も性格も良く、仕事もできて、先輩にも後輩にも好かれている「いい男」。しかし、10年間彼女がおらず、「恋」をしていなかった。友達が父親になったり、妹が結婚したりする中で、「仕事にも余裕が出て来た今の自分なら、新しい恋、しようと思えば出来るはず」と思い立ち、久しぶりの恋にチャレンジするが、どうにも恋愛に発展しない。「恋をしよう」という決意は、「恋の仕方の間違い探し」の日々の始まりだった。
7月13日(木)午後9時 ※初回拡大スペシャル
演出:常廣丈太、山本大輔 ほか
スランプ気味のミステリー作家・三馬太郎(中村)は、亡き父から相続した一軒家の様子を確認するため、山間の集落“ハヤブサ地区”を訪れる。豊かな自然に心をつかまれた太郎は、移住することを決意する。新生活をはじめてまもなく、太郎は近所に住む同年代の青年・藤本勘介(満島)に誘われ、地域の飲み会に参加。そこで知り合ったハヤブサ地区の男たちに“消防団”への入団を勧められる。あることをきっかけに消防団への参加を決めた太郎は、連続放火騒動や住民の不審死などの怪事件に次々と遭遇。真相を追うなかで、集落の奥底にうごめく巨大な陰謀に巻き込まれていく。
7月14日(金)午後10時
「Snow Man」の目黒蓮が連続ドラマ単独初主演を飾り、相棒役で佐野勇斗が共演する破天荒な起業サクセスストーリー。「ビッグコミックスペリオール」(小学館)で連載中の同名漫画(原作・稲垣理一郎氏、作画・池上遼一氏)をドラマ化。
就活中の大学生・ハル(目黒)は、日本最大のIT企業「ドラゴンバンク」の採用面接で、中学の同級生だったガク(佐野)と再会する。天性のコミュニケーション能力とハッタリで内定を獲得したハルは、内定式当日、ガクが不採用だったことを知る。ガクの豊富な知識とプログラミングスキルを見抜けなかった会社に見切りをつけたハルは、内定を辞退。ハルはガクとともに「トリリオンゲーム」社を起業し、型破りな方法でのし上がっていく。
7月15日(土)午後10時
松岡茉優、芦田愛菜、奥平大兼、加藤清史郎、當真あみ、茅島みずき、山時聡真、本田仁美(「AKB48」)、窪塚愛流、福崎那由他、田牧そら、山下幸輝、寺本莉緒、萩原護、詩羽、田中美久(「HKT48」)、浅野竣哉、丈太郎、柿原りんか、橘優輝、莉子、田鍋梨々花、夏生大湖、藤嶋花音、岩瀬洋志、阪本颯希、岡井みおん、藤崎ゆみあ、のせりん、川本光貴、白倉碧空
松岡茉優が教師役に初挑戦し、7年ぶりに民放連続ドラマに出演する芦田愛菜が生徒役で共演。「3年A組 今から皆さんは、人質です」(2019)のプロデューサーと鈴木勇馬監督が再タッグを組み、完全オリジナル脚本でストーリーを紡ぐ。
鳳来高校3年D組の担任教師・九条里奈(松岡)は、卒業式の日、誰かに4階から突き落とされる。最後に視界に入ってきたのは、自分の背中を押したであろう“生徒の手”。犯人の手元には“D組 卒業おめでとう”と記された深紅のコサージュがあった。生徒に殺されたことを理解した里奈だったが、地面に着きそうになった瞬間、目を開けると1年前の始業式の日に戻っていた。里奈は真相を突き止めるために、30人の生徒と本気で向き合っていく。
7月16日(日)午後9時
堺雅人、阿部寛、二階堂ふみ、竜星涼、迫田孝也、飯沼愛、山中崇、バルサラハガバ・バタボルド、ツァスチヘル・ハタンゾリグ、ナンディン-エルデネ・ホンゴルズラ、渡辺邦斗、古屋呂敏、富栄ドラム、マーティン・スター、エルヘムバヤル・ガンボルド、真凛、水谷果穂、林遣都、高梨臨、橋本さとし、小日向文世、松坂桃李、役所広司
堺雅人が主演する新・日曜劇場。阿部寛、二階堂ふみ、松坂桃李、役所広司が共演し、「半沢直樹」シリーズで堺とタッグを組んだ福澤克雄監督が演出を担当。ストーリーの詳細、それぞれの役柄は放送まで明かされず、原作も手掛けた福澤監督によるオリジナルストーリーが展開する。モンゴルで2カ月半に及ぶ大規模ロケを敢行中。
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