【6月9日はジョニー・デップの誕生日】今年で60歳! 進化を続けるスター俳優の華麗なるキャリアを振り返る
2023年6月9日 13:00
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本日6月9日は、ジョニー・デップの60歳の誕生日です。日本では“ジョニデ”の愛称で親しまれる説明不要の大スターは最近も、第76回カンヌ国際映画祭で、ルイ15世を演じた「Jeanne du Barry(原題)」がオープニングを飾り、大きな注目を集めたばかり。25年ぶりとなる監督第2作として、イタリアの芸術家アメデオ・モディリアーニの伝記映画「モディ(原題)」も始動し、「フェイク」(1997)以来となるアル・パチーノとのタッグも実現するなど、いまも歩みを止めず、進化を遂げています。
この記事では、海賊から帽子職人、オオカミに殺人事件の被害者まで、さまざまな表情を見せてきたデップの華麗なるキャリアを、ディズニープラス配信作品で振り返ります。
●2.「パイレーツ・オブ・カリビアン デッドマンズ・チェスト」
●3.「パイレーツ・オブ・カリビアン ワールド・エンド」
●4.「パイレーツ・オブ・カリビアン 生命(いのち)の泉」
●5.「パイレーツ・オブ・カリビアン 最後の海賊」
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自由と海、そして酒と女を愛する孤高の海賊ジャック・スパロウは、デップの人気を決定づけた、正真正銘の当たり役。第1作「パイレーツ・オブ・カリビアン 呪われた海賊たち」では、初めてアカデミー賞の主演男優賞候補になり、名実ともにNo.1の映画スターに上りつめた。またデップにとっては、初めてのシリーズ作品となり、現在までに5作品を数える。興行的な成功に後押しされた結果だが、本人もジャック・スパロウという役どころに対する思い入れは格別だ。
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天性の策略家にして、どんなピンチに巻き込まれても、飄々とした態度でマイペース。常に酔っぱらったようなふらついた足取りと奇妙なしぐさ、勝手気ままな言動が、アクション大作の主人公のイメージを打ち破った。デップもまた、従来の映画スターの常識や規範を飛び越える存在だ。役づくりでは「ザ・ローリング・ストーンズ」のギタリスト、キース・リチャーズを参考にし、デップの熱烈なオファーを受けて、第3作「パイレーツ・オブ・カリビアン ワールド・エンド」にゲスト出演を果たした。そんな逸話もまた、デップらしい。ここ数年は、シリーズ第6弾の企画が持ち上がっては“沈没”しているが、新作でのデップ復帰の可能性も浮上している。
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デップのキャリアを語る上で欠かせないのが、ティム・バートン監督の存在だ。これまでに「シザーハンズ」「チャーリーとチョコレート工場」など、計8作品でタッグを組んだ映画界の“黄金コンビ”であり、「アリス・イン・ワンダーランド」はコンビ最大のヒットを記録している。本作で演じたのは、不思議の国に迷い込んだアリス(ミア・ワシコウスカ)と出会う、ピュアで奇妙な帽子職人のマッドハッター。ジャック・スパロウと並ぶ、デップを象徴する人気キャラクターだ。
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役づくりでは、ルイス・キャロルの原作を徹底的にリサーチし、マッドハッターが目をバチバチさせ、落ち着かない奇妙な行動を繰り返す姿を表現した。“ファッターワッケン”というダンスが得意である設定から、劇中ではデップによる華麗なステップも見ることができる。デップ×バートン監督のタッグについては、「ダーク・シャドウ」以来、10年以上実現しておらず、映画ファンとしては、将来9度目のタッグが実現することを祈るばかり。バートンが製作にまわった続編「アリス・イン・ワンダーランド 時間の旅」では、悲しい過去にとらわれたマッドハッターの姿が確認できる。
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アガサ・クリスティの名作小説を、ケネス・ブラナーが製作・監督し、主人公の名探偵エルキュール・ポアロも演じたミステリー大作。寝台列車オリエント急行で、目的地以外は共通点のない乗客たちと車掌をあわせた13人が、殺人事件の容疑者となる。デップは、被害者の富豪エドワード・ラチェットを演じている。
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ロブ・マーシャル監督(「リトル・マーメイド」)が、赤ずきん、シンデレラといったおとぎ話の主人公たちの“その後”を描いたブロードウェイの人気ミュージカルを実写映画化。デップは、赤ずきんを惑わすオオカミ役で、本物顔負けの遠吠えや、セクシーなかすれ声から、低く力強い歌声を使い分ける歌唱シーンを披露している。
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デップが「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズのゴア・バービンスキー監督と再タッグを組み、往年の西部劇ヒーローであるローン・レンジャーを銀幕に復活させた。デップが演じるのは、少年時代のある忌まわしい事件の復讐に燃える悪霊ハンターのトント。彼の聖なる力で、ローン・レンジャー(アーミー・ハマー)が誕生する。
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19世紀イギリスを震撼させた連続殺人鬼“切り裂きジャック”の驚くべき正体に迫ったゴシックサスペンス。デップは、心の傷を癒すため薬物中毒に陥ったフレッド・アバーライン警部を演じた。陰鬱な雰囲気漂うビクトリア朝末期のロンドンの街並みに佇むデップの、ダークにしてスタイリッシュな姿は、一見の価値アリだ。
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デップ×バートンの黄金コンビの“はじまり”であり、いまもなお映画ファンの心に刻まれる切ない傑作ファンタジー。デップ扮する未完成の人造人間エドワードは、開発者であるご主人が急死してしまったため、両手がハサミの状態で屋敷に取り残される。そんな彼は、屋敷近くの郊外の町に招かれ、人間の少女に恋をする。
フォトギャラリー
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