前田敦子の生涯ベスト映画、最近感銘を受けた作品は?【あの人が見た名作・傑作】
2023年1月14日 20:00

映画を見に行こうと思い立ったとき、動画配信サービスで作品を鑑賞しようとしたとき、何を見れば良いのか分からなかったり、選択肢が多すぎて迷ってしまうことは誰にでもあるはずです。
映画.comで展開する新企画「あの人が見た名作・傑作」は、そんな皆さんの映画選びの一助として、映画業界、ドラマ業界で活躍する著名人がおすすめする名作、傑作をご紹介するものです。第24回は、「そして僕は途方に暮れる」に出演する前田敦子さんです。


50、60年代の作品がとにかく大好きです。
名作ばかりで20代前半でもう飲み込まれるように映画鑑賞していた時期があったのですが、50年代、60年代あたりを見てる時期が本当に楽しい毎日だったのを覚えています。
そしてミュージカル映画はいつ見てもふわっと心地よく、見終わった後は自然と鼻歌を歌ってしまう楽しい時間になれるのがものすごく好きなんです。
作品を観た年月と本数ともに重ねていくと、自分の中に全く色褪せず残っていく作品は限られていきます。「雨に唄えば」は初めて観てから15年以上経っていますが、全く色褪せずに色々なシーンが浮かんでまた観たい!と何回観ても思えるので、私の人生の中ではこの映画は欠かせなかったのだと言い切れると思います。
ジャケ写買いみたいにDVDを買い漁っていました。
無声映画からトーキーに移行し始めた頃のハリウッド。人気スターのドンとリナは何度も共演し結婚を噂される間柄だが、ドンはつけ上がった態度のリナに愛想を尽かしている。そんなある夜、ドンは歌も踊りも上手い新進女優キャシーと恋に落ちる。その後、ドンとリナの新作がトーキーで製作されることになるが、リナの致命的な悪声のために不評を買ってしまう。そこでドンはリナの声をキャシーに吹き替えて製作することを思い立つ。「踊る大紐育」のジーン・ケリーとスタンリー・ドーネン監督によるミュージカル映画の傑作。

そして、私の永遠のミューズ若尾文子さんの名前もあったので、その日の夜に見ました。
色々背負ってその場所に集まってきていて、全然違う育ちをしていますが、みんなで生き抜くためにどこかライバルだけどどこかお互いを尊敬しあっている。
女性が魅力的に写っている作品が個人的にすごく好きなので、その時代の背景も知ることができて、観てとてもよかったと思う作品でした。
キュートで現代の喋り方に近いものを感じる、他の役者と全く違うテンポで映画の中を泳ぎ回っている姿はすごく素敵でした。
若尾文子さんの誰よりも何枚も上手で器用な女性で、男性をふわっと交わす魅力的な役柄も本当に素敵です、そして和装姿もたまらないです。
売春防止法施行直前の吉原を舞台に女たちの生き様を描き、巨匠・溝口健二の遺作となった傑作群像劇。芝木好子の短編小説「洲崎の女」を物語の一部に取り入れ、「新・平家物語」の成沢昌茂が脚本を手がけた。国会で売春防止法案が審議されている頃、吉原にある特殊飲食店「夢の里」には、それぞれの事情から身体を売る女たちの姿があった。普通の主婦に憧れるより江は客と結婚するが、夫婦生活が破綻し店に戻ってくる。ひとり息子のために働くゆめ子は、息子に自分の仕事を否定され発狂してしまう。客を騙して金を貯めているやすみは、自分に貢ぐため横領した客に殺されそうになる。

表情で色々物語っている作品になっているのではと思います。

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