モヒカン故郷に帰る
劇場公開日:2016年4月9日
解説
「横道世之介」「南極料理人」の沖田修一監督が、松田龍平を主演に迎えて描くホームドラマ。結婚報告のため瀬戸内海の故郷へ7年ぶりに帰ってきたモヒカン頭の永吉が、父や恋人、母、弟・浩二とともに繰り広げる悲喜こもごもを描く。売れないデスメタルバンドのボーカル・永吉は、恋人の由佳が妊娠したことをきっかけに、瀬戸内海に浮かぶ故郷の戸鼻島(とびじま)へ7年ぶりに帰郷。同じく故郷を出ていたはずの弟もいつの間にか帰郷しており、久々に一家が顔をそろえるが、そこで父親のガンが発覚し……。松田がモヒカン頭の主人公・永吉に扮し、父親役に柄本明、恋人役に前田敦子、母親役にもたいまさこ、弟役に千葉雄大と個性的なキャストが集った。
2016年製作/125分/G/日本
配給:東京テアトル
スタッフ・キャスト
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2021年3月29日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
松田龍平の巧さに唸らされ、柄本明との画の強さに今一度唸らされ、前田敦子との意外なほどにしっくりくる夫婦姿に今度はほっこりさせられる。
「横道世之介」の沖田修一監督がメガホンをとっており、いわば品質保証されているといっても目くじらを立てる人はいないだろう。もたいまさこ、千葉雄大を加えた家族の姿は日本の原風景のようにも見えるが、これが2016年の作品であるということに驚かされる。
コロナ禍で故郷になかなか帰れない人が多いなか、まずは今作で元気をもらってはいかがだろうか。
2022年11月7日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD
ー 沖田修一監督は、近作の「さかなのこ」でもそうだが、人間性肯定の立場で作品を世に出す監督である。「横道世之介」の様に、原作をアレンジメントした作品もあるが、その多くはオリジナル脚本である。邦画の貴重な才能溢れる、監督の一人だと思っている。ー
■恋人の由佳(前田敦子)が妊娠したのを機に、故郷に戻ることにした売れないバンドマンの永吉(松田龍平)。
偶然、弟の浩二(千葉雄大)も帰郷しており、久々に家族が顔をそろえるが、父親・治(柄本明)が突然倒れ、肺がんで余命わずかなことが発覚。
永吉は父親のために何かをしようと、父の願いを叶えるために奔走する。
◆感想
ー 個人的な事で恐縮であるが、沖田監督作品の中で、初監督作品と今作は未鑑賞であった。配信に感謝である。ー
・モヒカンで、メタルロッカーと言えば、世間的には余り芳しくないイメージがあるかもしれない。けれども、そんなことはない。私は、そういう人物を何人か知っている。
皆、情に厚くて、人として立派な人が多い。見かけで人を判断してはイケナイのである。
・今作の永吉もそうで、妻が妊娠した事で、久方ぶりに帰郷するが、父は末期の肺がん。だが、彼は悲嘆に暮れる事無く、父の願いを叶えようと奔走する。
ー 離島に、父が食べたいと言ったピザを届けさせるシーンなど。-
・そして、父が願った由佳との結婚式を島で上げる事を決め、実行する姿。
<永吉の母を演じたもたいまさこさんを始め、登場人物は善人しかいない。沖田修一ワールド、全開作である。
ここ最近、良作を公開し続けている沖田監督の更なるご活躍を祈念したいと思った作品である。>
2022年9月5日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
こういう、さりげなさが潜む映画が好き。
うまいなあ
スタッフロールの曲が細野晴臣さんだった。
2020年7月12日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
2020年7月12日
映画 #モヒカン故郷に帰る (2015年)鑑賞
モヒカン頭がトレードマークの売れないバンドマン永吉が、恋人の妊娠をきっかけに久しぶりに瀬戸内海の島に帰郷
雑貨店主の父、カープファンの母と対面し・・・ひと騒動
父親が #矢沢永吉 の熱狂的なファンで
#柄本明 がいい味出して熱演