【2023年公開】人気漫画の実写映画・あらすじを一挙紹介 「東京リベンジャーズ2」「ミステリと言う勿れ」など
2023年1月2日 12:00
昨年は「キングダム2 遥かなる大地へ」「Dr.コトー診療所」など、人気漫画を実写化した邦画作品が多く公開されました。今年2023年もさまざまなジャンルの人気漫画の実写化が発表されており、この記事では現在明らかになっているタイトルとあらすじなどを紹介します。
テレビドラマ「イチケイのカラス」の劇場版。入間みちお(竹野内豊)が東京地方裁判所第3支部第1刑事部(通称・イチケイ)を去ってから、2年が過ぎた。岡山県瀬戸内の長閑な町に異動した彼は、史上最年少の防衛大臣に対する傷害事件を担当することに。みちおは事件の背後にイージス艦の衝突事故が関係していることに気づくが、航海内容は全て国家機密のため調査は難航する。一方、イチケイでみちおと共に数々の事件を裁いた坂間千鶴(黒木華)は、裁判官の他職経験制度により、弁護士として働き始める。偶然にもみちおの隣町に配属された坂間は、人権派弁護士の月本信吾と組んで小さな事件にも全力で取り組んでいく。そんなある日、町を支える地元大企業に、ある疑惑が持ち上がる。
海辺の小さな街にあるお弁当屋さんで働く女性・ちひろ(有村架純)。元風俗嬢であることを隠さず軽やかに生きる彼女は、自分のことを色目で見る男たちも、ホームレスのおじいさんも、子どもも動物も、誰に対しても分け隔てなく接する。そんなちひろの言葉や行動が、母の帰りをひとり待つ小学生、本音を言えない女子高生、父との確執を抱える青年など、それぞれ事情を抱える人たちの生き方に影響を与えていく。ちひろ自身も幼少時の家族との関係から孤独を抱えて生きてきたが、さまざまな出会いを通して少しずつ変わり始める。
人生初の告白に挑み失恋した高校2年生の真綾(畑芽育)は、落ち込んでいるところを陸上部のエースであるイケメン男子・千輝(ちぎら/高橋恭平)くんに見られてしまう。周囲には塩対応な千輝くんだったが、なぜか真綾に“片思いごっこ”を提案。それは真綾が千輝くんに片思いのフリをするというもので、周囲にバレないこと、そして本当に好きにならないことが条件だった。しかし自分にだけ甘すぎる千輝くんとの秘密の関係に、真綾の気持ちは揺れ動いてしまう。
さえないフリーターのタケミチが、大切な人と仲間を守るため、ダメな自分の人生にリベンジするため、ヤンキーだった学生時代にタイムリープし、成長する姿を描いた「東京リベンジャーズ」の続編2部作。原作の4~8巻で描かれた「血のハロウィン編」のエピソードを紡ぐ。
前作で「東京卍會」の仲間たちとの出会い、宿敵へのリベンジを果たし、最愛の彼女・ヒナタ(今田美桜)を救う未来を勝ち取ったタケミチ(北村匠海)。しかし、タケミチのリベンジはまだ終わっていなかった。凶悪化した「東卍」によって、タケミチの目の前で、再びヒナタが殺される。タケミチは過去に戻り、ヒナタを救う鍵となる「東卍」結成メンバー6人(マイキー、ドラケン、場地圭介、ミツヤ、パーちん、羽宮一虎)を引き裂く“悲しい事件”に迫る。
4歳の時から隣に住んでいる幼なじみのハル(井上瑞稀)と楓(久間田琳加)。楓は20年間ずっとハルに片思いしているが、ハルがその気持ちに気づく様子はない。ついに業を煮やした楓は同じく幼なじみの伊織(萩原利久)と美桜(浅川梨奈)に相談し、ハルへの思いを断ち切ることを決意。それでも諦めきれない彼女に伊織は優しく接し、実は小学生の頃から楓のことが好きだったと告白。急接近する楓と伊織を目の当たりにしたハルは、ようやく自分の本心に気づくが……。
紀元前、中国春秋戦国時代に、天下の大将軍になるという夢を抱く戦災孤児の少年・信(山崎賢人)と、中華統一を目指す若き王・えい政(後の秦の始皇帝/吉沢亮)の物語を紡ぐ。前作「キングダム2 遥かなる大地へ」では、信の初陣であり、大将軍への第一歩でもある「蛇甘平原(だかんへいげん)の戦い」が描かれた。
第3作「キングダム 運命の炎」では、北方で大きな力を誇る隣国・趙が秦に突如攻め入り、侵略を迎え撃つべく信と王騎(大沢たかお)が初めて同じ戦場に立つ「馬陽の戦い」、えい政の知られざる過去が登場する「紫夏編」が繰り広げられる。過去作と同様に、原氏が脚本に参加し、「なぜ中華統一に挑むのか」というテーマを描く。
フジテレビ月9枠で連続ドラマとして放送された人気作品を映画化。天然パーマがトレードマークの主人公・久能整(菅田将暉)による、「僕は常々思うんですが……」という言葉から始まる膨大な知識と、独自の価値観による持論を淡々と述べながら事件の謎を解いていく新感覚ミステリー。
合唱部部長の中学生が、突然ヤクザにカラオケに誘われ、歌の指導を頼まれるという奇抜な設定とゆるい笑いが人気を呼んだ人気コミックを映画化。「リンダ リンダ リンダ」「オーバー・フェンス」などで知られる山下敦弘監督がメガホンをとり、ドラマ「アンナチュラル」「MIU404」「逃げるは恥だが役に立つ」や、映画「罪の声」「犬王」といった話題作を手掛けてきた野木亜紀子が脚本を担当する。ヤクザ・成田狂児役を綾野剛が演じ、狂児に歌の指導をする中学生・岡聡実役は、15歳の齋藤潤がオーディションで選ばれた。
不眠症に悩む高校1年生の中見丸太(なかみ・がんた/奥平大兼)は、学校の使われていない天文台を見つける。だが、そこには先客がいた。同じクラスの曲伊咲(まがり・いさき/森七菜)。伊咲は、丸太と同じように不眠症に悩んでいた。不眠症という秘密で繋がった二人は、 休み時間や放課後になると天文台で一緒に昼寝をするようになり、眠ることの出来ない退屈な夜は街を散歩するように。しかし、2人が天文台を勝手に使っていた事がばれてしまい、天文台が立ち入り禁止の危機に迫られる。テレビアニメ化も決定しており、23年の放映を予定している。
ブラック企業に勤めるアキラ(赤楚衛二)は連日の徹夜、上司のパワハラ、理不尽な仕事に憔悴し、「死んでいるように生きる」日々を過ごしていた。ある朝、街はゾンビで溢れ、見慣れた景色はすっかり荒廃。しかし、アキラは「もう、今日から会社に行かなくてもいいんじゃね!?」という歓喜の叫び。「部屋の大掃除をする」「べランピングをする」(※自宅のベランダで行うグランピング)など、「ゾンビになるまでにしたい100のこと」をリスト化し、実現していく。絶体絶命の状況で人生を謳歌する彼はやがて、仲間とともに、さらに大きな夢を求めて旅立つ。
埼玉を徹底的にディスるという衝撃的な内容で大きな話題となった映画「翔んで埼玉」の続編。ドラマ「電車男」、「のだめカンタービレ」シリーズ、「テルマエ・ロマエ」シリーズ、「ルパンの娘」シリーズなど、数々のヒットドラマ・映画を手掛けた武内英樹が監督を務め、前作に続きGACKT、二階堂ふみが出演する。
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父親と2人で過ごした夏休みを、20年後、その時の父親と同じ年齢になった娘の視点からつづり、当時は知らなかった父親の新たな一面を見いだしていく姿を描いたヒューマンドラマ。 11歳の夏休み、思春期のソフィは、離れて暮らす31歳の父親カラムとともにトルコのひなびたリゾート地にやってきた。まぶしい太陽の下、カラムが入手したビデオカメラを互いに向け合い、2人は親密な時間を過ごす。20年後、当時のカラムと同じ年齢になったソフィは、その時に撮影した懐かしい映像を振り返り、大好きだった父との記憶をよみがえらてゆく。 テレビドラマ「ノーマル・ピープル」でブレイクしたポール・メスカルが愛情深くも繊細な父親カラムを演じ、第95回アカデミー主演男優賞にノミネート。ソフィ役はオーディションで選ばれた新人フランキー・コリオ。監督・脚本はこれが長編デビューとなる、スコットランド出身の新星シャーロット・ウェルズ。
「苦役列車」「まなみ100%」の脚本や「れいこいるか」などの監督作で知られるいまおかしんじ監督が、突然体が入れ替わってしまった男女を主人公に、セックスもジェンダーも超えた恋の形をユーモラスにつづった奇想天外なラブストーリー。 39歳の小説家・辺見たかしと24歳の美容師・横澤サトミは、街で衝突して一緒に階段から転げ落ちたことをきっかけに、体が入れ替わってしまう。お互いになりきってそれぞれの生活を送り始める2人だったが、たかしの妻・由莉奈には別の男の影があり、レズビアンのサトミは同棲中の真紀から男の恋人ができたことを理由に別れを告げられる。たかしとサトミはお互いの人生を好転させるため、周囲の人々を巻き込みながら奮闘を続けるが……。 小説家たかしを小出恵介、たかしと体が入れ替わってしまう美容師サトミをグラビアアイドルの風吹ケイ、たかしの妻・由莉奈を新藤まなみ、たかしとサトミを見守るゲイのバー店主を田中幸太朗が演じた。
ギリシャ・クレタ島のリゾート地を舞台に、10代の少女たちの友情や恋愛やセックスが絡み合う夏休みをいきいきと描いた青春ドラマ。 タラ、スカイ、エムの親友3人組は卒業旅行の締めくくりとして、パーティが盛んなクレタ島のリゾート地マリアへやって来る。3人の中で自分だけがバージンのタラはこの地で初体験を果たすべく焦りを募らせるが、スカイとエムはお節介な混乱を招いてばかり。バーやナイトクラブが立ち並ぶ雑踏を、酒に酔ってひとりさまようタラ。やがて彼女はホテルの隣室の青年たちと出会い、思い出に残る夏の日々への期待を抱くが……。 主人公タラ役に、ドラマ「ヴァンパイア・アカデミー」のミア・マッケンナ=ブルース。「SCRAPPER スクラッパー」などの作品で撮影監督として活躍してきたモリー・マニング・ウォーカーが長編初監督・脚本を手がけ、2023年・第76回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門グランプリをはじめ世界各地の映画祭で高く評価された。
文豪・谷崎潤一郎が同性愛や不倫に溺れる男女の破滅的な情愛を赤裸々につづった長編小説「卍」を、現代に舞台を置き換えて登場人物の性別を逆にするなど大胆なアレンジを加えて映画化。 画家になる夢を諦めきれず、サラリーマンを辞めて美術学校に通う園田。家庭では弁護士の妻・弥生が生計を支えていた。そんな中、園田は学校で見かけた美しい青年・光を目で追うようになり、デッサンのモデルとして自宅に招く。園田と光は自然に体を重ね、その後も逢瀬を繰り返していく。弥生からの誘いを断って光との情事に溺れる園田だったが、光には香織という婚約者がいることが発覚し……。 「クロガラス0」の中﨑絵梨奈が弥生役を体当たりで演じ、「ヘタな二人の恋の話」の鈴木志遠、「モダンかアナーキー」の門間航が共演。監督・脚本は「家政夫のミタゾノ」「孤独のグルメ」などテレビドラマの演出を中心に手がけてきた宝来忠昭。
奔放な美少女に翻弄される男の姿をつづった谷崎潤一郎の長編小説「痴人の愛」を、現代に舞台を置き換えて主人公ふたりの性別を逆転させるなど大胆なアレンジを加えて映画化。 教師のなおみは、捨て猫のように道端に座り込んでいた青年ゆずるを放っておくことができず、広い家に引っ越して一緒に暮らし始める。ゆずるとの間に体の関係はなく、なおみは彼の成長を見守るだけのはずだった。しかし、ゆずるの自由奔放な行動に振り回されるうちに、その蠱惑的な魅力の虜になっていき……。 2022年の映画「鍵」でも谷崎作品のヒロインを務めた桝田幸希が主人公なおみ、「ロストサマー」「ブルーイマジン」の林裕太がゆずるを演じ、「青春ジャック 止められるか、俺たちを2」の碧木愛莉、「きのう生まれたわけじゃない」の守屋文雄が共演。「家政夫のミタゾノ」などテレビドラマの演出を中心に手がけてきた宝来忠昭が監督・脚本を担当。
内容のあまりの過激さに世界各国で上映の際に多くのシーンがカット、ないしは上映そのものが禁止されるなど物議をかもしたセルビア製ゴアスリラー。元ポルノ男優のミロシュは、怪しげな大作ポルノ映画への出演を依頼され、高額なギャラにひかれて話を引き受ける。ある豪邸につれていかれ、そこに現れたビクミルと名乗る謎の男から「大金持ちのクライアントの嗜好を満たす芸術的なポルノ映画が撮りたい」と諭されたミロシュは、具体的な内容の説明も聞かぬうちに契約書にサインしてしまうが……。日本では2012年にノーカット版で劇場公開。2022年には4Kデジタルリマスター化&無修正の「4Kリマスター完全版」で公開。※本作品はHD画質での配信となります。予め、ご了承くださいませ。