最終形態“無限パージ”突入! 人類史上最悪の法律を描く「パージ」シリーズ新作、5月公開
2022年3月18日 11:00
世界累計興行収入500億円超のヒットを誇る「パージ」シリーズ最新作「The Forever Purge」が、「フォーエバー・パージ」の邦題で、5月20日から公開されることが決定。あわせて、予告編とポスタービジュアルが披露された。
「1年に一晩(12時間)だけ殺人を含む全ての犯罪が合法になる」という“パージ法”が施行されたアメリカを舞台に、極限状態に追い込まれた市民たちの姿を描いたシリーズ第1作「パージ」。これまでに長編映画「パージ:アナーキー」「パージ:大統領令」「パージ:エクスペリメント」と、テレビシリーズ(2シーズン)が製作されている。
最新作「フォーエバー・パージ」の製作を務めるのは、製作会社ブラムハウス・プロダクションを率いるジェイソン・ブラムと、「トランスフォーマー」「アルマゲドン」といった大ヒットアクション映画を作り続ける“破壊の帝王”マイケル・ベイ。ハリウッドを代表する2人のクリエイターによって、「パージ」シリーズはさらなる進化を遂げる。
予告編の冒頭で映し出されるのは、“パージ”が発令され、恐怖の一夜をやり過ごす人々の姿。初めて“パージ”の夜を迎えたメキシコ移民の夫婦アデラとホアンは、無事に朝を迎え平穏な日常に戻っていくはずだった。警戒心もなく街中を歩くアデラは、仕掛けられた罠にかかってしまい、怪しげなウサギマスクの男たちに襲われる。
「パージは終わったはずよ」と悲痛な叫びをあげるアデラ。「終わってねぇよ」と話す漆黒のマスクを被る暴徒が、終わることのない真のパージ=“無限パージ”を高らかに宣言する。瞬く間にアメリカ全土が無法地帯と化し、人々は逃げ場を失う。そんな崩壊寸前の隣国を救済するために、メキシコは6時間に限り国境を解放し、アメリカ国民の受け入れを発表。アデラとホアンは、仲間とともにメキシコへ向かうことを決意するのだが、移民を差別する過激派に追われてしまう。
アデラ役は「ナチョ・リブレ 覆面の神様」「アーミー・オブ・ザ・デッド」(20)のアナ・デ・ラ・レゲラ、ホアン役は「闇の列車、光の旅」「ナルコス メキシコ編」のテノッチ・ウエルタ。そのほか、ホアンが働く農場を経営するタッカー一家の長男ディラン役をジョシュ・ルーカス(「フォードvsフェラーリ」)、ディランの父ケイレブ役をウィル・パットン(「ハロウィン」)が演じている。
「フォーエバー・パージ」は、5月20日からTOHOシネマズ日比谷、渋谷シネクイントほか全国公開。
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