ケネス・ブラナー、アカデミー史上初の通算7部門ノミネートを果たす
2022年2月14日 11:00

ケネス・ブラナー監督の自伝的映画「ベルファスト」が第94回アカデミー賞で、作品賞、脚本賞、監督賞にノミネートされ、ブラナー監督がアカデミー史上初となる通算7部門のノミネートを果たした。
ブラナー監督はこれまでに、監督デビュー作「ヘンリー五世」(89)で監督賞、主演男優賞にノミネートされたのを皮切りに、「Swan Song(原題)」(92)で実写短編映画賞、「ハムレット」(96)で脚色賞、「マリリン 7日間の恋」(11)で助演男優賞の候補となった。
今回、作品賞と脚本賞にノミネートされたことで、これまで通算6部門のノミネート歴を誇るジョージ・クルーニー、アルフォンソ・キュアロン、ウォルト・ディズニーの記録を塗り替えた。また、作品賞、監督賞、俳優賞(主演・助演)、脚本賞、脚色賞の主要部門すべてにノミネートされたのは、ウォーレン・ベイティ、クルーニーに次いで3人目となる。
米バラエティでは、1作品で3部門受賞する“ハットトリック”も期待している。過去に“ハットトリック”を決めたのは8作品。レオ・マッケリー監督「我が道を往く」(44)、ビリー・ワイルダー監督「アパートの鍵貸します」(60)、フランシス・フォード・コッポラ監督「ゴッドファーザーPARTII」(74)、ジェームズ・L・ブルックス監督「愛と追憶の日々」(83)、ピーター・ジャクソン監督「ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還」(03)、コーエン兄弟「ノーカントリー」(07)、アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」(14)、ポン・ジュノ監督「パラサイト 半地下の家族」(19)。これらの記録に新たなページを刻むのか注目だ。
第94回アカデミー賞授賞式は3月27日(現地時間)に開催される。
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