【今日はバレンタインデー】「ガンパウダー・ミルクシェイク」「チャリチョコ」など ちょっぴり甘くて刺激的な映画5選
2022年2月14日 09:00

今日2月14日は年に一度のバレンタインデー。好きな人にチョコレートを渡す日として親しまれているが、海外では西暦269年、ローマ皇帝に背いて兵士たちの結婚式を執り行っていた司祭バレンティヌス(あるいはバレンタイン)が処刑された日であり、彼を祭る日だったと言われている。実はかなり刺激的な由来があるバレンタインデーにちなみ、タイトルは甘いけれど内容は“甘さ控えめ”な映画を紹介する。


悪の組織に立ち向かう女性の殺し屋たちの死闘を描いたハードボイルド・アクション。ネオンきらめくクライム・シティ。サム(カレン・ギラン)はこの街の暗殺組織に属する腕利きの殺し屋だが、ある夜、ターゲットの娘エミリーを匿ったことで組織を追われ、命を狙われてしまう。殺到する刺客たちを蹴散らし、夜の街を駆け抜ける2人は、かつて殺し屋だった3人の女性たちが仕切る図書館に飛び込む。

ティム・バートン監督がジョニー・デップを主演にブラックユーモアを交えて描いたファンタジー。デップ扮する怪しいチョコレート工場主であるウィリー・ウォンカがゴールデン・チケット入りのチョコレートを買った子ども5人を工場見学に招待。奇想天外な世界へと巻き込まれていく。

同性愛に対して差別と偏見が強く根付いていた1970年代のアメリカでの実話をもとに、育児放棄された子どもと家族のように暮らすゲイカップルの愛情を描いた人間ドラマ。1979年カリフォルニア、歌手を目指しているショーダンサーのルディ(アラン・カミング)と弁護士のポール(ギャレット・ディラハント)のカップルは、母親に見捨てられたダウン症の少年マルコ(アイザック・レイバ)と出会い、一緒に暮らすようになる。しかし、ルディとポールがゲイカップルだということで法律と世間の偏見に阻まれ、マルコと引き離されてしまう。

ドリアン助川の同名小説の映画化。どら焼きやの雇われ店長として、単調な日々をこなしていた千太郎(永瀬正敏)と、その店の常連客の中学生のワカナ(内田伽羅)。店の求人募集の貼り紙をみて、働くことを懇願する一人の老女徳江(樹木希林)が現れ、店はみるみるうちに繁盛するが、心ない噂が彼らの運命を変えていく。

韓国現代史を背景に1人の男性の20年間を描いた切ない人間ドラマ。何もかも失ったキム・ヨンホが全てを捨てる決意をした時、彼の脳裏に様々な思い出が蘇る。自ら崩壊させた妻ホンジャとの生活、惹かれ合いながらも結ばれなかったスニムへの愛、兵士として遭遇した光州事件。そしてヨンホの記憶の旅は、人生が最も美しく純粋だった20年前にたどり着くのであった。
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