【全米映画ランキング】「シャン・チー」V2 ジェームズ・ワンの新作ホラーは3位デビュー
2021年9月15日 13:30

9月2週目の全米ボックスオフィス。先週末は3本の新作がランクインしたが、前週大ヒットスタートを切ったマーベル・スタジオの「シャン・チー テン・リングスの伝説」が約3580万ドルの興収で首位を守り、V2を果たした。
劇場独占公開を継続中の同作の累計は10日間で約1億4560万ドルに到達。今年度暫定首位の興収約1億8300万ドルをあげているMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の前作「ブラック・ウィドウ」を、最終的に上回る可能性が高くなってきた。
この大ヒットを受けてか、ディズニーはMCUの次回作「エターナルズ」を含む年内公開予定の6作の劇場独占公開を決定。「エターナルズ」に関しては45日間の劇場公開後、Disney+での配信を開始する予定となっている。
2位は前週3位だったライアン・レイノルズ主演の「フリーガイ」。累計はちょうど1億ドルを突破。今月末にはDisney+での配信がスタート予定。
「ソウ」や「死霊館」シリーズなどで知られるジェームズ・ワン監督の新作ホラー「マリグナント 狂暴な悪夢」は3位デビュー。残忍な殺人事件の夢に苛まれる女性マディソンは夢の中で見た連続殺人が現実世界でも起きていることに気づき、その悪夢の正体と対峙することになる。これまでホラー作品以外でも「ワイルド・スピード SKY MISSION」や「アクアマン」などでメガヒットを飛ばしてきたワン監督だったが、ワーナー配給作品のため、HBO Maxでの同時配信の影響もあり、今回はオープニング興収約560万ドルと寂しいスタートになってしまった。出演は主人公マディソンに「アナベル 死霊館の人形」「ザ・マミー 呪われた砂漠の王女」のアナベル・ウォーリスのほか、マディー・ハッソン、ジョージ・ヤング、マイコール・ブリアナ・ホワイト。
580館の中規模公開ながら約110万ドルのOP興収で初登場8位にランクインしたのは、ポール・シュレーダー監督・脚本の「The Card Counter」。元軍人のギャンブラーによる復讐と贖罪を描いた犯罪スリラーで、好意的なレビューを多く集め、11日に閉幕した第78回ベネチア国際映画祭ではコンペティション部門に出品されていた。キャストは主人公のギャンブラー・ウィリアムにオスカー・アイザックのほか、ティファニー・ハディッシュ、タイ・シェリダン、ウィレム・デフォー。シュレーダー監督の盟友マーティン・スコセッシが製作総指揮に名を連ねている。その他、9位にはキリスト教映画「Show Me the Father」が入った。
今週末は、今年5月に91歳になったクリント・イーストウッド監督・主演のドラマ「Cry Macho」に、ジェラルド・バトラー主演のアクション「Copshop」(ジョー・カーナハン監督)などが公開される。
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

なんだこの強烈に面白そうな映画は!?!?
【尋常じゃなく面白そうな6つの魅力】予告だけで「めちゃくちゃ良さそう」が湧き上がる…観なければ!
提供:ディズニー

パディントン 消えた黄金郷の秘密
【“最高&最幸”の一作】ありがとう、そして…さようなら!? 感涙の結末は絶対に映画館で…!
提供:キノフィルムズ

“ハリポタファン”に熱烈に推したい
【夢のような空間がここにある】GWにぜひ堪能してほしい特別な体験【忖度なし正直レビュー】
提供:ワーナー ブラザース スタジオ ジャパン

たべっ子どうぶつ THE MOVIE
【裏切りすんごい】キッズ向けとナメてたら…全然“甘くなかった”!!嘘やろ、こんな…ええんか…?
提供:クロックワークス、TBSテレビ

地上波では絶対ムリな超過激作
【超暴力的・コンプラガン無視!】狂キャラが常軌を逸した大暴れ!!【敵の事務所にロケットランチャー】
提供:DMM TV

マインクラフト ザ・ムービー
【予想の5倍面白かった】そして、この映画で人生がレベルアップする【息つく間もない“楽しさ”連続】
提供:ワーナー・ブラザース映画

サメ!ゾンビ!ガメラ!
【狂った名作・怪作が無料大量放送】ドキドキ!パニック映画祭! ありがとう“GWの夜”が決まった
提供:BS12