【国内映画ランキング】「竜とそばかすの姫」が大ヒットスタートで初登場1位!「SEOBOK ソボク」は10位スタート
2021年7月20日 06:00
7月17日~18日の国内映画ランキング(全国週末興行成績・興行通信社提供)が発表された。細田守監督の「竜とそばかすの姫」(東宝)が土日2日間で観客動員45万9000人、興行収入6億8000万円をあげ、2位以下に大差をつけて初登場1位を飾った。公開から3日間の累計では動員60万人、興収8億9000万円を突破しており、最終興収58億5000万円を記録した細田監督作「バケモノの子」を上回る大ヒットスタートを切った。
「竜とそばかすの姫」は、細田監督が「サマーウォーズ」でも描いたインターネット世界を舞台に、「時をかける少女」以来となる女子高校生をヒロインに迎えた物語。大きな傷を抱える主人公・すずが、悩み葛藤しながらも懸命に未来へ歩もうとする姿を描く。シンガーソングライターの中村佳穂がすずの声を務め、劇中歌も披露するほか、成田凌、染谷将太、玉城ティナら人気若手俳優陣がボイスキャストとして参加した。
先週、首位でスタートした「東京リベンジャーズ」(ワーナー)は土日2日間で動員26万7000人、興収3億6700万円で2位にランクイン。累計では早くも動員110万人、興収15億円を超えている。
3位には、土日2日間で動員7万5000人、興収1億1400万円をあげた「ゴジラvsコング」(東宝)がランクイン。累計では動員91万人、興収14億円を突破した。先週4位でスタートを切った「ハニーレモンソーダ」(松竹)は順位をキープ、同じく3位でスタートした「ブラック・ウィドウ」(ディズニー)は2ランクダウンの5位となっている。公開から19週目を迎え、7月21日の終映が迫る「シン・エヴァンゲリオン劇場版」(東宝/東映/カラー)は6位。累計では動員664万人、興収101億5000万円を超え、歴代興収ランキング35位となっている。
そのほかの続映作品では、7位の「キャラクター」(東宝)が累計で興収13億円、8位の「るろうに剣心 最終章 The Beginning」(ワーナー)が興収22億円、9位の「ザ・ファブル 殺さない殺し屋」(松竹)が興収12億円を突破した。
人類に永遠の命をもたらす可能性を秘めたクローン・ソボクをめぐるSFサスペンス「SEOBOK ソボク」は10位に初登場。コン・ユがソボクを警護する余命わずかな元情報局員、パク・ボゴムが人類初のクローン・ソボクを演じる。「建築学概論」のイ・ヨンジュが監督を務めた。
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父親と2人で過ごした夏休みを、20年後、その時の父親と同じ年齢になった娘の視点からつづり、当時は知らなかった父親の新たな一面を見いだしていく姿を描いたヒューマンドラマ。 11歳の夏休み、思春期のソフィは、離れて暮らす31歳の父親カラムとともにトルコのひなびたリゾート地にやってきた。まぶしい太陽の下、カラムが入手したビデオカメラを互いに向け合い、2人は親密な時間を過ごす。20年後、当時のカラムと同じ年齢になったソフィは、その時に撮影した懐かしい映像を振り返り、大好きだった父との記憶をよみがえらてゆく。 テレビドラマ「ノーマル・ピープル」でブレイクしたポール・メスカルが愛情深くも繊細な父親カラムを演じ、第95回アカデミー主演男優賞にノミネート。ソフィ役はオーディションで選ばれた新人フランキー・コリオ。監督・脚本はこれが長編デビューとなる、スコットランド出身の新星シャーロット・ウェルズ。
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「苦役列車」「まなみ100%」の脚本や「れいこいるか」などの監督作で知られるいまおかしんじ監督が、突然体が入れ替わってしまった男女を主人公に、セックスもジェンダーも超えた恋の形をユーモラスにつづった奇想天外なラブストーリー。 39歳の小説家・辺見たかしと24歳の美容師・横澤サトミは、街で衝突して一緒に階段から転げ落ちたことをきっかけに、体が入れ替わってしまう。お互いになりきってそれぞれの生活を送り始める2人だったが、たかしの妻・由莉奈には別の男の影があり、レズビアンのサトミは同棲中の真紀から男の恋人ができたことを理由に別れを告げられる。たかしとサトミはお互いの人生を好転させるため、周囲の人々を巻き込みながら奮闘を続けるが……。 小説家たかしを小出恵介、たかしと体が入れ替わってしまう美容師サトミをグラビアアイドルの風吹ケイ、たかしの妻・由莉奈を新藤まなみ、たかしとサトミを見守るゲイのバー店主を田中幸太朗が演じた。
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