米ディズニー、「クルエラ」大ヒットで早くも続編に着手 エマ・ストーンらが続投
2021年6月8日 14:00

米ウォルト・ディズニーが、「101匹わんちゃん」に登場する悪役の誕生秘話を描く新作映画「クルエラ」の大ヒットを受け、早くも続編の製作に乗り出したことが明らかになった。米ハリウッド・レポーターが独占で伝えている。
「クルエラ」は、ディズニー史上最も悪名高き悪役のひとりであり、アイコニックな白黒ファッションでも有名なクルエラ・ド・ヴィルの誕生秘話を、オスカー女優エマ・ストーン主演、クレイグ・ギレスピー監督(「アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル」)のメガホンで実写映画化。5月28日(現地時間)に北米で劇場公開を迎えたのと同日、Disney+の有料オプション「プレミアムアクセス」で配信され、公開4日間の世界累計興行収入が4850万ドルに達する好発進となった。
ディズニーの広報担当は、声明で、「『クルエラ』がボックスオフィス、Disney+プレミアムアクセスともに、興行面で好調なスタートを切ったことを、大変喜ばしく思っています。ロッテントマトでは97%フレッシュを、シネマスコアではすべての年齢層でAスコアを獲得するなど、観客の満足度も高いことから、ロングランヒットを狙える作品だと考えています」と語っている。
続編には、ギレスピー監督と脚本家のトニー・マクナマラに加えて、主演のストーン以下主要キャストも続投する見込みとのことだ。
2010年の「アリス・イン・ワンダーランド」にはじまり、「マレフィセント」(14)、「シンデレラ」(15)、「美女と野獣」(17)、「アラジン」(19)、そして「ライオン・キング」(19)と、立て続けに名作アニメの実写映画化を成功させてきたディズニーは、今後もロバート・ゼメキス監督、トム・ハンクス主演の「ピノキオ(原題)」を筆頭に、「ピーター・パン&ウェンディ(原題)」、「リトル・マーメイド(原題)」など、名作アニメの実写版の公開が控えている。

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