ギレルモ・デル・トロのピノッキオ

劇場公開日:

解説

アカデミー賞を受賞した「シェイプ・オブ・ウォーター」や「パンズ・ラビリンス」「ナイトメア・アリー」などで知られる鬼才ギレルモ・デル・トロが、アニメーションで描くピノッキオの物語。

おもちゃ職人のゼペットじいさんが作った操り人形のピノッキオに命が宿る。本物の人間になりたいと願うようになったピノッキオは、冒険の中で苦難を乗り越えていく。世界中で愛される、誰もが知る名作のおなじみのストーリーを、ギレルモ・デル・トロと、「ファンタスティックMr.Fox」でアニメーション監督などを務めたストップモーションアニメの名匠マーク・グスタフソンが共同で監督を務めて描いた。

ピノッキオ役の声優には新人グレゴリー・マンを抜てき。語り部となるコオロギのセバスチャン・J・クリケット役はユアン・マクレガー、ゼペットじいさん役は「ハリー・ポッター」シリーズ、「ゲーム・オブ・スローンズ」のデビッド・ブラッドリーが務め、そのほかにもティルダ・スウィントン、クリストフ・ワルツ、フィン・ウルフハート、ケイト・ブランシェット、ロン・パールマンら豪華俳優陣が声優を務めている。Netflixで2022年12月9日から配信。一部劇場で同年11月25日から公開。第95回アカデミー長編アニメーション賞受賞。

2022年製作/116分/G/アメリカ
原題:Guillermo del Toro's Pinocchio
配信開始日:2022年12月9日

その他の公開日:2022年11月25日(日本初公開)

原則として東京で一週間以上の上映が行われた場合に掲載しています。
※映画祭での上映や一部の特集、上映・特別上映、配給会社が主体ではない上映企画等で公開されたものなど掲載されない場合もあります。

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

受賞歴

第95回 アカデミー賞(2023年)

受賞

長編アニメーション賞  

第80回 ゴールデングローブ賞(2023年)

受賞

最優秀長編アニメーション映画賞  

ノミネート

最優秀作曲賞 アレクサンドル・デスプラ
最優秀主題歌賞
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映画評論

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一部劇場にて11月25日(金)より公開、Netflix映画「ギレルモ・デル・トロのピノッキオ」12月9日(金)より独占配信開始

映画レビュー

5.0ストップモーションが材質の違いを強調できる

2022年12月30日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

『ピノッキオ』という題材はストップモーション向きだ。木の人形と人間を絵で描き分けようとした時、その材質の違いまで描きこむことは難しい。関節を人形風のジョイントにするなどして区別させるわけだが、ストップモーションなら材質のレベルで違いを出せる。その違いが全編に渡って大きな効果を上げている。
材質レベルで異なることが映像から実感できるからこそ、ピノッキオの異質さが際立つ。それ故に、彼が迫害されたり物珍しがられる理由も、人間になりたいという夢も切実に伝わる。ブラックファンタジー的なテイストで政治的風刺を含んでいる点も、ディズニー版よりも原作に近い。
狂乱のファシズム時代を背景にしているのは、現代社会に対する警告だろうか。童話の風刺力という物は時代を超えるのだなと思い知らされる作品だ。

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杉本穂高

5.0視覚的に楽しく、胸にもグッとくる。デル・トロらしい翻案ぶりに恐れ入った

2022年12月29日
PCから投稿

造形のこだわりが凄いとか、動きが神がかり的に滑ららかだとか、そういう技術的な側面も素晴らしいが、僕がより感銘を受けたのはこの幾度も映像化された物語を完全なるデル・トロ色に染め上げた翻案ぶりだ。冒頭からトレードマークたる無数の「目」が登場する本作は、全編を通じて”松ぼっくり”と”爆弾”という片や生の根源であり片や死の象徴と呼ぶべきものが交互に登場し、さらに”操り人形”というモチーフを暗に示しながら、ピノキオを亡き息子の型にはめようとする父ゼペットとの関係、カーニバル(「ナイトメア」に続き)の人形ステージ、ファシズム下の自由を失った人間という3つの要素を巧みに展開させていく。そして聖堂に据えられたキリスト像とピノキオをやんわり重ねてみせようとする趣向にも意表を突かれるばかり。子供も安心して楽しめる内容でありながら、デル・トロ好きの大人をもしっかりと魅了するこだわりを挟んだ素晴らしい愛の物語だ。

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共感した! 5件)
牛津厚信

3.5嘘つきとコオロギと猿

2023年10月31日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

2023年10月31日
映画 #ギレルモ・デル・トロのピノッキオ (2022年)鑑賞

ストップモーション・アニメ作品で、wikiでは、開発地獄(development hell)に陥ったとなっている。
子ども向けとしては、少々おどろおどろしいからな。
邦題も監督の名前をつけており、ネームバリューで乗り切る作戦かな。

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とし

5.0親子でぜひ。

2023年6月13日
PCから投稿

親子で見てほしい。

戦争の悲しさ、親が子を失う悲しみ。
いろんなことを教えてくれる。
そしてピノッキオが、なんともまあいじらしいし、いい子なんだ!。
泣きました。

こおろぎ?のセバスチャン、いい味。ユアン最高の吹き替え。

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ゆき@おうちの中の人
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