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【ゴールデングローブ賞映画部門】「ノマドランド」クロエ・ジャオが快挙 有色人種女性として初の監督賞受賞

2021年3月1日 14:09

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偉業を達成したクロエ・ジャオ監督
偉業を達成したクロエ・ジャオ監督
Photo by Amanda Edwards/Getty Images

ハリウッド外国人記者クラブ(HFPA)が主催する第78回ゴールデングローブ賞授賞式が2月28日(現地時間)、バーチャル形式で開催され、「ノマドランド」がドラマ部門の作品賞に輝いた。同作のクロエ・ジャオ監督は、女性監督としては同賞78年間の歴史で2人目、有色人種の女性監督としては初めて監督賞を受賞した。

ノマドランド」は、ジェシカ・ブルーダーのノンフィクション「ノマド:漂流する高齢労働者たち」(春秋社刊)を原作としたロードムービー。企業の経済破綻で住処を失い、車上生活者=現代の“ノマド(遊牧民)”として生きることを選択した女性の姿を描いた。主演のオスカー女優フランシス・マクドーマンドは、主演女優賞の獲得が有力視されていたものの、同賞はビリー・ホリデイの伝記映画「The United States vs Billie Holiday(原題)」に主演した歌手で女優のアンドラ・デイの手に渡った。

脚本賞は、「シカゴ7裁判」のアーロン・ソーキンが獲得した。家族らとともに自宅から参加したソーキンは、感謝を述べるとともにノミネートされた面々を祝福。特に女性である「プロミシング・ヤング・ウーマン」のエメラルド・フェネルと「ノマドランド」のクロエ・ジャオには、「大学生の娘が映画の道を志したのはあなた方のせいです。一生許しませんよ(笑)」とユーモアを交えてその活躍を称賛した。

また、劇中で使用される英語の割合が基準の50%に満たないことなどを理由に外国語映画にカテゴライズされ波紋を呼んだ「ミナリ」が、外国語映画賞を受賞。1980年代のアメリカ南部を舞台に、韓国出身の移民一家が理不尽な運命に翻弄されながらもたくましく生きる姿を描いた家族映画だ。リー・アイザック・チョン監督は、受賞スピーチで「『ミナリ』は家族の話です。ひとつの家族が自分たちの“言語”を話す方法を学ぼうとしているのです。それはどんなアメリカの言語よりも、どんな外国の言語よりも深い、心の言語です」と語った。

ドラマ部門の主演男優賞は、「マ・レイニーのブラックボトム」に出演し、2020年8月に逝去したチャドウィック・ボーズマンさんが受賞した。

第78回ゴールデングローブ賞(映画部門)受賞結果は以下の通り。

▽作品賞(ドラマ) 「ノマドランド
▽主演男優賞(ドラマ) チャドウィック・ボーズマンマ・レイニーのブラックボトム
▽主演女優賞(ドラマ) アンドラ・デイ「The United States vs Billie Holiday(原題)」
▽作品賞(コメディ/ミュージカル) 「続・ボラット 栄光ナル国家だったカザフスタンのためのアメリカ貢ぎ物計画
▽主演男優賞(コメディ/ミュージカル) サシャ・バロン・コーエン続・ボラット 栄光ナル国家だったカザフスタンのためのアメリカ貢ぎ物計画
▽主演女優賞(コメディ/ミュージカル) ロザムンド・パイク「I Care a Lot(原題)」
▽アニメーション映画賞 「ソウルフル・ワールド
▽外国語映画賞 「ミナリ
▽助演男優賞 ダニエル・カルーヤ「Judas and The Black Messiah(原題)」
▽助演女優賞 ジョディ・フォスターザ・モーリタニアン(原題)
▽監督賞 クロエ・ジャオノマドランド
▽脚本賞 アーロン・ソーキンシカゴ7裁判
▽作曲賞 トレント・レズナーアティカス・ロスソウルフル・ワールド
▽主題歌賞 “IO SI (SEEN) ” 「これからの人生
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