米脚本家組合賞ノミネート発表 「シカゴ7裁判」「続・ボラット」など
2021年2月19日 13:00

Netflix映画「シカゴ7裁判」独占配信中
米脚本家組合(WGA)に所属する脚本家の投票によって選ばれる、WGA賞映画部門のノミネートが発表された。
オリジナル脚本賞には、ベトナム戦争の抗議運動から逮捕、起訴された7人の裁判を描いたアーロン・ソーキン監督、脚本の実録ドラマ「シカゴ7裁判」や、女優で脚本家のエメラルド・フェネルが長編初監督を務めたスリラー「Promising Young Woman(原題)」、サンダンス映画祭で話題沸騰したコメディ「パーム・スプリングス」などが選出された。
脚色賞は、14年ぶりの続編となったサシャ・バロン・コーエンの社会風刺コメディ「続・ボラット 栄光ナル国家だったカザフスタンのためのアメリカ貢ぎ物計画」、ポール・グリーングラス監督の西部劇「この茫漠たる荒野で」、アメリカのアイコンである4人の黒人男性が一堂に会した夜を描く女優レジーナ・キングの初監督作「あの夜、マイアミで」などがノミネート。
ドキュメンタリー脚本賞は、米大統領選におけるジョー・バイデン勝利の立役者と言われる政治家ステイシー・エイブラムスの運動に着目した「すべてをかけて 民主主義を守る戦い」や、ドナルド・トランプ前米大統領による新型コロナウイルス対応の失敗を暴く「Totally Under Control(原題)」などが選ばれた。
WGA賞授賞式は、3月21日(現地時間)にバーチャル開催される。WGA賞映画部門のノミネートは以下の通り。
▽オリジナル脚本賞
「Judas and The Black Messiah(原題)」ウィル・バーソン、シャカ・キング
「パーム・スプリングス」アンディ・シアラ
「Promising Young Woman(原題)」エメラルド・フェネル
「サウンド・オブ・メタル 聞こえるということ」ダリウス・マーダー、エイブラハム・マーダー
「シカゴ7裁判」アーロン・ソーキン
▽脚色賞
「続・ボラット 栄光ナル国家だったカザフスタンのためのアメリカ貢ぎ物計画」サシャ・バロン・コーエン、アンソニー・ハインズ、ダン・スイマー、ピーター・ベイナム、エリカ・リビノジャ、ダン・メイザー、ジェナ・フリードマン、リー・カーン
「マ・レイニーのブラックボトム」ルーベン・サンチャゴ=ハドソン
「この茫漠たる荒野で」ポール・グリーングラス、ルーク・デイビス
「あの夜、マイアミで」ケンプ・パワーズ
「ザ・ホワイトタイガー」ラミン・バーラニ
▽ドキュメンタリー脚本賞
「すべてをかけて 民主主義を守る戦い」ジャック・ヤンゲルソン
「The Dissident(原題)」マーク・モンロー、ブライアン・フォーゲル
「Herb Alpert Is…(原題)」ジョン・シャインフェルド
「Red Penguins(原題)」ギャビー・ポルスキー
「Totally Under Control(原題)」アレックス・ギブニー
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