プロミシング・ヤング・ウーマン

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解説

Netflixオリジナルシリーズ「ザ・クラウン」でチャールズ皇太子の妻カミラ夫人役を演じ、テレビシリーズ「キリング・イヴ Killing Eve」では製作総指揮や脚本を担当するなど、俳優・クリエイターとして幅広く活躍するエメラルド・フェネルが、自身のオリジナル脚本でメガホンをとった長編映画監督デビュー作。ごく平凡な生活を送っているかに見える女性キャシー。実はとてつもなく切れ者でクレバーな彼女には、周囲の知らないもうひとつの顔があり、夜ごと外出する謎めいた行動の裏には、ある目的があった。明るい未来を約束された若い女性(=プロミシング・ヤング・ウーマン)だと誰もが信じていた主人公キャシーが、ある不可解な事件によって約束された未来をふいに奪われたことから、復讐を企てる姿を描く。主人公キャシーを「17歳の肖像」「華麗なるギャツビー」のキャリー・マリガンが演じ、「スキャンダル」「アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル」や「スーサイド・スクワッド」で知られる女優マーゴット・ロビーが製作を務めている。2021年・第93回アカデミー賞で作品、監督、主演女優など5部門にノミネートされ、脚本賞を受賞した。

2020年製作/113分/PG12/アメリカ
原題:Promising Young Woman
配給:パルコ

オフィシャルサイト

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第78回 ゴールデングローブ賞(2021年)

ノミネート

最優秀作品賞(ドラマ)  
最優秀主演女優賞(ドラマ) キャリー・マリガン
最優秀監督賞 エメラルド・フェネル
最優秀脚本賞 エメラルド・フェネル
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映画レビュー

5.0観客の心をえぐり、見る人の考え方を映す鏡のような映画

2021年9月30日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

見終わった印象はデビッド・フィンチャー監督の「ゴーン・ガール」に近くて、観客の心をグサグサとえぐる感じがありました。ただ本作ではビビッドなテーマをあつかっているため、鑑賞後「ああ、面白かった」だけでは終わらず、いろいろと考えさせられるところがあります。
ある理由でまわりから1人だけ取り残されている主人公の女性キャシーがとる行動について、いろいろな捉え方があるはずです。彼女に感情移入して痛快な思いをするか、哀れに思うか、何もそこまで……と感じるか。そうした感想を語ることで見る人の考え方が映される鏡のような映画になっていると思いました。

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五所光太郎(アニメハック編集部)

4.5男性優位社会というシステムの加害性をポップに暴く

村山章さん
2021年7月31日
PCから投稿

この映画を観て、「男なんてみんな死ね」という乱暴な物言いが、すごく身近なものに感じられた。もちろん男性がみんな死ぬことなんてありえないし、本当に死ねと思っているわけでもないが、ガチガチに固められた女性を搾取するシステムの中に自分自身も取り込まれていることを突きつけられて、しかも男性のひとりとして「悪意なき傍観者」という立場から抜け出そうにも変革する術が見つけられず、じゃあもうこのシステムを終わらせるには男性がみんな死ぬしかないなと、そんな暴論を半ば真面目に考えてしまうのだ。

脈々と受け継がれてきた男性優位の歴史の中に、自分も生きている。気持ちの上では主人公の怒りや憤りに共感し、踏みつけられてきた女性たちを思って胸を痛める。しかし、それが何になるというのか。世の中が1ミリでも良くなって、虐げられてる女性を救えているだろうか? と、現実の社会の底なし沼みたいな闇の部分と、それを支えている偽善の在り処を、徹頭徹尾ポップに、ピカレスクものの形式を使って描いている。面白い、面白いと思わせて、正面からブスリと刺してくる。とてつもなく鋭利で切実な映画だと感じた。

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村山章

4.5彼女は何に対して復讐しているか

2021年7月31日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

タイトルは将来有望な若い女性という意味。その将来有望な若者が性的暴行されたことで命を断ち、その親友は男たちに復讐していく。リベンジストーリーものの体裁で、現実に横たわる問題を抉り出している。クラブで泥酔したフリをして同意なく性行為に持ち込もうとする男たちを痛めつけるという行動を繰り返している主人公。彼女の標的は、そういう類のくそ男であるが、やがて親友を死に追い込んだ男の結婚の話を聞きつけ、復讐を企てる。女性の立場に「理解」あると思っていた男性も実は彼女を裏切る行為を以前にやっていたことが判明する。復讐の対象は大勢の男、そこにたった1人で乗り込む主人公の心の強さが光る。決して特殊な力を持ったスーパーヒーローではない彼女のやり方がある種のハニートラップ的な、「女を利用する」やり方であるのも皮肉が効いている。そして、死なばもろともの結末。彼女の復讐対象は、ホモソーシャル社会が生んだひずみそのものだった。

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杉本穂高

5.0後味痛快。フェミニズム万歳。衣装にも注目。

2021年7月12日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

悲しい

興奮

クラブのソファにだらしなく座り、泥酔していたはずの主人公キャシーが、その後、豹変して言い寄ってきた男たちに鉄拳を喰らわす。それには理由があるのだが、キャシーが夜な夜な繰り広げるリベンジマッチは、新しいボーイフレンドの登場によって少し捻れて、やがて、彼女をさらなる絶望と怒りの淵へと追い込むこととなる。監督も兼任するエメラルド・フェネルの脚本は、起承転結の中の、特に結、言い換えれば伏線の回収部分で強烈な展開力を発揮する。まるで複雑な数式に対して明確な答えが提示されるように。なので、後味痛快。フェミニズム万歳。この映画の後、恐らくバチェラーパーティに関するコメディ映画は作りづらくなるのではないだろうか?そもそも、もうそんな時代ではないのだ。キャシーの何層にもなった感情を、表面的には怠惰な演技で表現するキャリー・マリガンが凄くて、その姿はしばらく脳裏から離れない。ラストシーンでキャシーが纏うラバー製のナース服を含めて、エスプリが効きまくったガーリーなワードローブにも是非注目して欲しい。

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清藤秀人
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