「ゴッドファーザー」の製作背景を描く新ドラマ、主演はアーミー・ハマー
2020年12月4日 11:00

映画史に残る傑作「ゴッドファーザー」の製作背景を描くオリジナルドラマ「The Offer(原題)」で、「君の名前で僕を呼んで」「ローン・レンジャー」のアーミー・ハマーが主演を務めることが明らかになった。米Deadlineが報じている。
同作は、「ゴッドファーザー」のプロデューサーを務めたアルバート・S・ラディの体験に焦点を当てた物語で、米バイアコムCBSが準備中の動画配信サービス「Paramount+」向けに制作される。
「ゴッドファーザー」は、第2次世界大戦直後のアメリカを舞台に、イタリア系移民のマフィア一家の内幕を描いたマリオ・プーゾのベストセラー小説を、当時31歳のフランシス・フォード・コッポラ監督が映画化した壮大なファミリードラマ。米アカデミー賞で作品賞、主演男優賞(マーロン・ブランド)、脚色賞を受賞している。
「The Offer(原題)」は、全10話のリミテッドシリーズとしてドラマ化される予定。パラマウント・テレビ・スタジオが制作し、「ザ・プレイヤー」(ロバート・アルトマン監督)の脚本家で、ベニチオ・デル・トロ、パトリシア・アークエット、ポール・ダノ出演の実話ドラマ「エスケープ・アット・ダンネモラ 脱獄」を手がけたマイケル・トルキンが、企画・制作総指揮を務める。
「ソーシャル・ネットワーク」以来、ハマーはコンスタントに映像作品への出演を果たしており、最新作は「レベッカ」「ナイル殺人事件」。現在はジェニファー・ロペス主演「ショットガン・ウェディング(原題)」の撮影を控えている。
なお「Paramount+」は、現在バイアコムCBSがアメリカで展開する動画配信サービスCBS All Accessを2021年に再スタートさせるもの。同時に、オーストラリアや南米、北欧などを皮切りに、国外でもサービスを展開する予定だという。

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