名優マイケル・ケインが明かす“絶対逃したくなかった役”　インタビュー映像公開

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英国史上最高齢かつ最高額の金庫破り集団として世界を驚かせた2015年に実際に起こった窃盗事件を映画化した「キング・オブ・シーヴズ」から、主演を務めたマイケル・ケインのインタビュー映像が披露された。

かつて「泥棒の王（キング・オブ・シーヴズ）」と呼ばれたブライアン（ケイン）。一度は裏社会から引退し、愛する妻と平穏な日々を過ごしていたが、妻の急逝後、知人からロンドン随一の宝飾店街ハットンガーデンで約25億円を盗み出す大掛かりな窃盗計画を持ちかけられる。久々の大仕事の魅力に逆らうことが出来なかったブライアンは、かつて伝説と謳われた窃盗団の仲間を再結集、再び犯罪の世界に手を染めることになる。

新聞を通して実際の事件を知っていたというケインは「この話が映画化されたらオファーが来るかもと思ったが、その通りになった」と明かす。ジム・ブロードベント、トム・コートネイ、レイ・ウィンストンらベテラン俳優たちとの共演については「今までのキャリアで一番楽をできた。よく知っている人と仕事ができたからだ。ロケ地は地元ロンドン、撮影クルーもイギリス人、共演者も撮影クルーも昔からよく知る人が多いそんな現場だった」と撮影当時を懐かしみ、「いろいろな選択肢があったとしても、この作品のブライアン役を絶対逃さなかったと思う」と、本作に対する意気込みを語った。

「キング・オブ・シーヴズ」は2021年1月15日から、TOHOシネマズ シャンテほか全国順次公開。