【国内映画ランキング】「ジョーカー」V2で興収20億突破へ、「最高の人生の見つけ方」は2位
2019年10月15日 19:05

[映画.com ニュース] 10月12日~13日の国内映画ランキング(全国週末興行成績・興行通信社提供)が発表された。大型の台風19号が列島を直撃し、各地に甚大な被害を与えたこの3連休の週末は、3本の新作がランクインしたが、「ジョーカー」が首位を堅持。週末2日間で動員21万7000人、興収3億3200万円を稼ぎ、2位以下に大差をつける強さをみせた。14日までの累計動員は135万人を突破し、興収は間もなく20億円に到達する。
新作では「最高の人生の見つけ方」が2位に初登場。2008年に公開された、ジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマンが共演したロブ・ライナー監督による同名映画を原案に、吉永小百合と天海祐希が共演したハートフルドラマ。11日より全国348スクリーンで公開され、土日2日間で動員6万1000人、興収7500万円をあげた。これは08年5月に公開され、最終興収13.5億円を記録したオリジナル「最高の人生の見つけ方」の興収比38.9%。また昨年3月に公開され、最終興収12.7億円を記録した吉永主演の前作「北の桜守」の興収比34.7%の成績。公開4日間では動員16万人、興収1億9300万円をあげており、最終興収10億円が見込めるスタートとなった。
「空の青さを知る人よ」は4位にランクイン。埼玉県・秩父を舞台に描いた「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」「心が叫びたがってるんだ。」の長井龍雪監督とスタッフが再結集し、前2作同様に秩父を舞台にオリジナルストーリーで描いた長編アニメ映画。11日から公開され、公開4日間で動員12万6000人、興収1億6600万円を記録した。まずは興収10億円が当面の目標となりそうな出足となっている。
「イエスタデイ」は初登場7位。「もしもこの世界にザ・ビートルズが存在しなかったら?」というテーマで、ダニー・ボイル監督が描くコメディドラマ。「クロール 凶暴領域」は圏外の11位スタートとなった。最大級のハリケーンに見舞われたフロリダを舞台に、凶暴なワニの巣窟と化した家に閉じ込められた父娘の運命を描いたサバイバルスリラー。
なお、3位「記憶にございません!」は累計動員が242万人、興収は31億円、8位「天気の子」は動員1022万人、興収136億円、9位「かぐや様は告らせたい 天才たちの恋愛頭脳戦」は動員166万人、興収20億円をそれぞれ突破している。
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