「ボンド25」は2020年4月公開に 「ボーン・アルティメイタム」脚本家がリライト
2019年2月20日 15:00
[映画.com ニュース] キャリー・ジョージ・フクナガ監督、ダニエル・クレイグ主演「ボンド25(仮題)」の全米公開日が、2020年2月14日から同年4月8日に変更となった。
米Playlistによれば、このほど「ボーン・アルティメイタム」「コンテイジョン」「サイド・エフェクト」の脚本家スコット・Z・バーンズが、リライトのために起用されたという。シリーズ最新作「ボンド25(仮題)」はダニー・ボイル監督が降板後、「007 カジノ・ロワイヤル」から「007 スペクター」まで4作の脚本を手がけてきたニール・パービス&ロバート・ウェイドの脚本家コンビが執筆していたが、これにバーンズが手を加えるようだ。
バーンズは、軌道修正が必要な企画から真っ先に連絡がくるという救世主的存在で、クレジットはされていないが「オーシャンズ12」「ボーン・スプレマシー」「妻たちの落とし前」「ローグ・ワン スター・ウォーズ・ストーリー」などをリライトしてヒットに導き、ハリウッドの監督・プロデューサー陣から絶大な信頼を集めている。
「ボンド25(仮題)」はクレイグをはじめ、ベン・ウィショー、ナオミ・ハリス、レイフ・ファインズ、レア・セドゥーが続投。「カジノ・ロワイヤル」からボンドを演じてきたクレイグにとっての最後の「007」となる公算が高いため、どのような結末を迎えるのかに注目が集まる。