【国内映画ランキング】「マスカレード・ホテル」V2、「十二人の死にたい子どもたち」は2位、「サイコパス」7位発進
2019年1月28日 19:00

[映画.com ニュース] 1月26日~27日の国内映画ランキング(全国週末興行成績・興行通信社提供)が発表された。「マスカレード・ホテル」が2週連続で首位を獲得。週末2日間で動員35万1000人、興収4億7800万円をあげた。累計動員は146万人、興収は19億円に迫る勢いをみせており、最終興収50億円が見込める興行展開となっている。
2位には「十二人の死にたい子どもたち」が初登場。作品は、SF小説で人気の作家・冲方丁が初めて現代を舞台に描いたミステリー小説を、杉咲花、新田真剣佑、橋本環奈ら人気若手俳優たちの共演、堤幸彦監督で映画化したもの。25日から全国342スクリーンで公開され、土日2日間で動員20万6636人、興収2億6754万7400円をあげた。これは昨年11月に公開された堤監督の前作「人魚の眠る家」の興収比180.7%の成績。公開3日間では動員26万3398人、興収3億3921万8900円を記録した。客層は、10代の中高生から20代前半の大学生が中心。特に中高生は3~4人以上やカップルでの来場が目立っている。最終興収20億円が視野に入るスタートを切った。
1月22日に国内累計興収100億円を突破した「ボヘミアン・ラプソディ」は3位。週末2日間で動員15万9000人、興収2億3600万円をあげた。累計動員は756万人、興収は104億6000万円を超え、さらに数字を伸ばし続けている。国内の音楽・ミュージカル映画で歴代1位を誇る「美女と野獣」(興収124億円)を超えるか注目される。
新作では他に、人気テレビアニメ「PSYCHO-PASS サイコパス」の劇場版3部作の第1弾「PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System Case.1『罪と罰』」が7位、「GReeeeN」の楽曲映画化プロジェクト第2弾「愛唄 約束のナクヒト」が10位にランクイン。特撮ドラマ「仮面ライダービルド」の続編となるVシネマ「ビルド NEW WORLD 仮面ライダークローズ」は圏外の11位スタートとなった。
なお、5位「シュガー・ラッシュ オンライン」は累計動員が293万人、興収36億円、9位「ドラゴンボール超(スーパー) ブロリー」は累計動員296万人、興収38億円を突破している。
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