マスカレード・ホテル

劇場公開日:

解説

東野圭吾のベストセラー小説「マスカレード」シリーズの第1作「マスカレード・ホテル」を映画化し、木村拓哉が初の刑事役に挑んだミステリードラマ。都内で3件の殺人事件が発生した。現場にはいずれも不可解な数字の羅列が残されていたことから、連続殺人事件として捜査が開始される。警視庁捜査一課のエリート刑事・新田浩介は、その数字が次の犯行場所を予告していること、そしてホテル・コルテシア東京が4件目の犯行場所になることを突き止める。犯人を見つけるためホテルのフロントクラークに成りすまして潜入捜査に乗り出した新田は、教育係である優秀なフロントクラーク・山岸尚美と衝突を繰り返しながら、事件の真相に近づいていく。ヒロインとなるホテルマンの尚美役に長澤まさみ。「HERO」シリーズの鈴木雅之がメガホンをとり、「ライアーゲーム」シリーズの岡田道尚が脚本を担当。

2019年製作/133分/G/日本
配給:東宝
劇場公開日:2019年1月18日

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(C)2019 映画「マスカレード・ホテル」製作委員会 (C)東野圭吾/集英社

映画レビュー

3.5原作読了時にはここまでのアンサンブルキャストが結集するとは想像できなかった

2021年3月29日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

東野圭吾が手がける「マスカレード」シリーズの第1作「マスカレード・ホテル」を木村拓哉主演で
映画化するもの。
原作読了時点でドラマ化および映画化はされるだろうと思っていたが、ここまでのアンサンブルキャストが結集する作品になるとは思っていなかった。木村と長澤まさみのほか、小日向文世、濱田岳(この並びを見ると「HERO」?と勘ぐってしまう)、前田敦子、笹野高史、菜々緒、生瀬勝久、勝地涼、松たか子ら豪華な面々がずらり。
既に続編の製作が発表されているが、きっとまた芸達者なキャストがこれでもかと登場することは想像に難くなく、全国の映画館に活気を呼び込んでほしいと思わざるを得ない。

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大塚史貴

4.0なかなかいい

2024年1月1日
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プライア

4.0群像劇として素晴らしい

2023年11月26日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

予想を大幅に超えて面白かった。ちなみに原作は既読。読んだのはちょうど映画化決まったくらいの時期で、「正直どっちもイメージじゃないなぁ~」と。だから、期待値があまり高くなかった、ということかもしれない。

東野圭吾の作品が好きだからストーリーには満足。ミステリーに絡めて登場人物の精神的な変化があり、ホテルという「その人の一面でしかないが、確実にその人自身の人間性が現れる」場所と相まって見応えある群像劇に仕上がっていたと思う。

原作と全く同じ内容なので、当然誰が犯人なのか私は知っている訳だが、知って観ていても犯人確保の一幕は最高のシーンだ。
ちょっとしか出てこない豪華なキャストがこの真犯人のシーンを素晴らしいものにしていると思う。妥協せず、癖の強い演技陣を集めたことがこの映画を魅力的なものにした。

今作の核は「犯人探し」であると同時に「ホスピタリティ」でもある。
他者の胸のうち、秘めたる考えを探るという点でこの二つはとても似ている。少し視点が違うだけだ。

そしてもっと言うなら、この世の中が人間で満ちあふれている限り、どんな職業でも「人の気持ちを推し量る」技量が求められる。
映画の作り手は観客の心を、観客は作り手の意図を、互いに読み取れて初めて楽しめる。
私の思う「作り手の意図」を軽やかに超えてきたこの映画は、作り手の「面白いと思えるものを届けたい」という心のこもった作品だったようだ。

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つとみ

4.0面白い

2023年10月12日
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楽しい

知的

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ぺぺ
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