役作りの鬼!20キロ増量も…クリスチャン・ベールが語る「バイス」の演技論
2019年1月17日 09:00

[映画.com ニュース] 「マネー・ショート 華麗なる大逆転」のスタッフ&キャストが再集結したアダム・マッケイ監督最新作「バイス」で主演を務めるクリスチャン・ベールのインタビュー映像が公開された。本作でゴールデングローブ賞(コメディ/ミュージカル)主演男優賞を獲得したベールが、役作りの裏側を明かしている。
本作は、2001~09年のジョージ・W・ブッシュ政権でアメリカ史上最も権力を持った副大統領と言われたディック・チェイニーを主人公にした社会派エンターテインメントドラマ。アカデミー賞助演男優賞を受賞した「ザ・ファイター」のほか、「マシニスト」「ダークナイト」シリーズなど、これまでも数々の作品で肉体改造を行ってきたベールは、今作でも体重を20キロ増量。髪を剃り、眉毛を脱色するなどしてチェイニーの20代から70代までを熱演した。
チェイニーの妻リン役に「メッセージ」「アメリカン・ハッスル」のエイミー・アダムス、ラムズフェルド国防長官役に「フォックスキャッチャー」「バトル・オブ・ザ・セクシーズ」のスティーブ・カレル、ブッシュ大統領役に「スリー・ビルボード」のサム・ロックウェルと演技派の豪華キャストが共演している。
ベールはチェイニーの役作りについて「彼の外見的な特徴に加えて本質をつかむのは、すごく大変な仕事だったよ。ただのものまねは嫌だった。それだけでも十分に難しいけど、10~15分もすれば観客は見飽きてしまう。だから、本質をつかもうとした」とこだわりを語る。
さらに、「僕はこの作品に自分の政治観を持ち込むつもりはなかった。チェイニーの政治観を受け止めるべきだ。素直に信じ、その立場からいい点や真実を探ってみる必要がある。そのおかげで(アダム・)マッケイ監督と意見をぶつけ合えた。彼は驚くほど率直だったよ。僕のアドリブ演技も許してくれたし、監督の仕事を進めながら役作りを手伝ってくれた。その結果、僕の意見だけど傑作と呼べるものができた」と自信をにじませた。
「バイス」は4月5日から全国公開。
(C)2018 ANNAPURNA PICTURES, LLC. All rights reserved.
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

入国審査
【これめっちゃ面白かった】この2人、空港の入国審査で何時間も尋問される…一体なぜ? 衝撃の結末へ
提供:松竹

またピクサーが大傑作つくったんですか…
【大人がボロボロ泣く感動超大作】両親を失った主人公の再生。そのままの君が好きだよ。
提供:ディズニー

映画界を変える“究極の推し活”がある。
【革命的すぎてヤバい】大好きな俳優と映画を、まさかの方法でとことん応援できる!!
提供:フィリップ証券

ジュラシック・ワールド 復活の大地
【超絶パワーアップ】マジ最高だった!! 究極のスリル、圧倒的な感動、限界突破の興奮!!!
提供:東宝東和

何だこのむちゃくちゃ“刺さる”映画は!?
【尋常でなく期待してる】“命より大事な誰か”のためなら、自分の限界を超えられる。
提供:ディズニー