ファニングやダンストのオフショット満載！ソフィア・コッポラ監督作「ビガイルド」特別映像公開

1971年のクリント・イーストウッド主演作「白い肌の異常な夜」の原作であるトーマス・カリナン氏の小説「The Beguiled」を女性視点で映画化し、コッポラ監督が第70回カンヌ国際映画祭で監督賞に輝いたスリラー。南北戦争期のアメリカ南部を舞台に、世間から隔絶された女子寄宿学園で暮らす7人の女たちと、彼女たちの前に現れた敵軍の負傷兵が、情欲と嫉妬に絡め取られていく。

「聖なる鹿殺し　キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア」（3月3日公開）が控えるファレルは、「ソフィア（・コッポラ）監督らしい美しい作品だ。監督が隅々までイメージした作品は、これまでの出演作中、最も耽美（たんび）だった。リラックスした撮影現場だったね。監督は穏やかで、骨の髄まで寛容な人だよ」とコッポラ監督を絶賛。

「ネオン・デーモン」のファニング、「ドリーム」「メランコリア」のダンストも、「監督は、最高に上品な女性よ。皆、監督が大好きで頑張っていたし、監督も全員が楽しめるように心を砕いていたわ」（ファニング）、「皆優しくて、意欲的だったわ。キャスト全員の力をまとめ上げた結果、監督の世界観が実現したの」（ダンスト）と監督を称賛しつつ、現場の雰囲気のよさを挙げている。

その言葉が象徴するように、真剣な表情でシーンについて意見を交わすだけでなく、ファレルがコッポラ監督の肩を抱いて談笑する姿や、ファニングとダンストがダンスを踊ってふざけあう様子などが収められており、現場の和気あいあいとした空気感を追体験することができる。

「The Beguiled ビガイルド　欲望のめざめ」は、2月23日から全国公開。