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「ブライト」製作コンビ、“製作者ファースト”Netflixは「映画産業の未来を描いている」

2017年12月29日 10:00

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(左から)エリック・ニューマンと ブライアン・アンケレス
(左から)エリック・ニューマンと ブライアン・アンケレス

[映画.com ニュース] ウィル・スミスジョエル・エドガートンが共演したNetflixオリジナル映画「ブライト」(配信中)でプロデューサーを務めたエリック・ニューマンブライアン・アンケレスが映画.comのインタビューに応じ、作品の成り立ちやNetflix独自の作品作りについて、存分に語った。

多様な種族が共存している架空の米ロサンゼルスを舞台にしたアクション大作。人間のウォード(スミス)と、差別を受けているオークのジャコビー(エドガートン)のコンビが、世界の秩序を崩壊しかねない魔法のつえ(マジック・ワンド)に出合ったことで、壮絶な死闘に巻き込まれていくさまを描く。「スーサイド・スクワッド」でもスミスと組んだデビッド・エアー監督がメガホンをとり、「クロニクル」「エージェント・ウルトラ」のマックス・ランディスが製作総指揮・脚本を務めたほか、「プロメテウス」や「セブン・シスターズ」などで知られるノオミ・ラパスが、ウォードとジャコビーの前に立ちはだかる邪悪なエルフに扮する。

ニューマンはNetflixドラマ「ナルコス」やリブート版「ロボコップ」などで知られ、アンケレスは「ハンガー・ゲーム」や、第75回ゴールデングローブ賞で3部門にノミネートされた「アイ、トーニャ」(2018年初夏公開)を手がけてきた。共にハリウッドでキャリアを築いてきた2人だが、Netflix最大規模・総製作費100億円ともいわれる大作映画をプロデュースするにあたって、「プレッシャーは感じなかった」と声をそろえる。「Netflixは、“こういう映画を作りたい”というビジョンを信じてくれるから、こういう風にしろとか、お金をこれぐらい使え、これぐらいに抑えろってことは全然言わないんだ」(ニューマン)、「劇場映画だと、公開週の興行収入で(評価が)決まってしまう部分があるんだが、Netflixの場合はずっと配信されているから、何カ月後に見てもいい。そういう意味でも、普段よりプレッシャーはなかったといえるね」(アンケレス)。

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アンケレスはさらに踏み込み、いちプロデューサーとして、Netflixの理念である「クリエイターズ・ファースト」の恩恵を語る。「Netflixの何が素晴らしいかというと、私たちのようなプロデューサーが、オリジナルストーリーを語るチャンスをくれるということなんだ。プロデューサーとしては、面白いキャラクターと新しい世界に繰り出していくような、独自の世界を描きたい。でも今の映画産業の現状でいうと、今までの成功例にちなんだある種のルールの中に収めなければいけない部分がある。だが、Netflixであれば、より大きな視野で、自分たちの好きなものを作ることができるんだ」。

Netflixが監督の作家性を重視した作品作りを行うことはよく知られているが、ニューマンとアンケレスの充足感漂う話しぶりからは、プロデューサーにおいても、さまざまなしがらみから解き放たれた状態で製作を全うすることができるのだと気づかされる。キャスティングにおいても、ニューマンは「脚本がこれほど良いと、人集めは大変じゃないんだ。ウィル(・スミス)もジョエル(・エドガートン)もすぐに『やりたい』と言ってくれた」とほほ笑む。エアー監督登板の経緯については、「本作の元々の始まりは、マックス(・ランディス)が書いた脚本。実はその表紙に、『デビッド・エアーに捧ぐ』と献辞があったんだよ。そこですぐにデビッド(・エアー監督)に脚本を渡したら、『すごく良い。大好きだ』ということで、すぐに監督が決まったんだ」(アンケレス)とこれだけの豪華メンバーでありながら、とんとん拍子で進んでいったようだ。

本作の裏テーマともいえる「差別」においても、「この規模でこれほどのメッセージ性がある作品はなかなか作れない」(アンケレス)とNetflixだからこそ描ける内容だと胸を張る2人。ニューマンは最後に、「たとえば今って、『ワイルド・スピード』や『スター・ウォーズ』、ピクサーやマーベル・コミック系の映画ばかりで、僕やあなた、ブライアン(・アンケレス)が見たいと思っているような本当に面白い映画って、劇場で出合えていないと思う。生まれる前の映画だったり、何年も前に封切られてもう劇場で上映されていなかったりね。そういう意味で、(オリジナル路線を突き進む)Netflixは、映画産業の未来を描いていると思うよ」と締めくくった。

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